>  > 菱のカーテンの向こう側2017「封鎖中の会津小鉄会総本部の建物に注目が集まるワケ」
日本の裏社会で今、なにが起ころうとしているのか?

菱のカーテンの向こう側2017「封鎖中の会津小鉄会総本部の建物に注目が集まるワケ」

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京都の街並み


 膠着が続いてるようにみえる会津小鉄会の両陣営だが、このまま和解せず分裂状態が続いてしまった場合、どうなっていくのだろうか。

 まずは現実問題として、現在封鎖中の会津小鉄会本部をどちらサイドが使用するか、という問題がある。

 それについて、会津小鉄会に近い関係者はこのように指摘する。

「かりに分裂してしまったとして、どちら側の勢力が使用するのかは分からないが、会津小鉄会本部を使用したほうに正当性がある、ということではないのか」

 それは一体どういう意味なのか。

「要するに本部の名義関係の問題だ。金子利典会長ら関係者が本部を使用することになった場合、それは金子会長サイドが本部の名義となっているからであろうし、その場合、原田氏側は原田氏の率いる心誠会を今後、本部として活動していくことになるだろう。

 逆に原田氏側が本部を使用した場合は、原田氏らに本部の名義があったということだろう。その場合、金子会長サイドは先代会長の出身母体である馬場組を本部として活動するのではないか」(関係者談)

 日本の暴力団の歴史上には、分裂報道があっても、その後一本にまとまった団体がいくつも存在している。

 平成だけでも、四代目発足時の稲川会や、六代目発足時の松葉会のケースなどがあげられるだろう。

 今回の会津小鉄会も、まとまる形でおさまるのだろうか。それとも、このまま分裂してしまうのだろうか。

 名門組織の去就に、全国の業界関係者からの注目が集まっている。


(取材・文/R-ZONE編集部)