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新進エッセイストのキュレーションサイトトレース疑惑とは!?

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ハックセルポテト(画像はクックパッドより)


 情報サイトWELQから端を発したキュレーションサイト問題が騒がしい。サイトの閉鎖や個人の画像の無断使用など、いままでグレーとされていた権利を明確にしようという運動が持ち上がっている。

 そんな中、ある新進エッセイストがネット画像をトレースしたという疑惑が持ち上がっている。そのエッセイストとはメレ山という名前で売出中の女性だ。最近は初エッセイ集を発売しNHKの番組に出演するなど活躍が目覚ましい。その中に出てくる一枚のイラストがある。じゃがいもをスライスしたその設計図にそっくりな画像がキュレーションサイトに存在したというのだ。

 ある主婦は「ハックセルポテト」のレシピを探していてその画像を見つけたという。掲載されていた画像とじゃがいものめくれ具合が全く同じ。レシピを印刷して確かめたのでそっくり具合を確認しており、左側の芽が出ている部分は違うが全体は同じだったそうだ。ところがそこから不思議なことが起こる。

 もともと画像が掲載されていたキュレーションサイトSからは「ハックセルポテト」のレシピが削除され、さらにSが画像を無断使用していたと思われる海外のレシピサイトからも「ハックセルポテト」のページだけが削除。どちらも残念ながらネイバーまとめとニュースサイトにその存在の痕跡URLが今も掲載されているため、ページがあったことは確認できる。

 ご本人はそんなことは「していないつもり」とネットで発言しており、「絶対にやっていない」とは言っていないところがミソ。今もネットに残っている設計図を確認すると自分で書いたイラストにしてはあまりにも不自然。じゃがいもを描いたらなんでも似てしまうと解釈する向きもあるかもしれないが、スライスの厚さや傾きまでそっくりなのはいかがなものか。すでに真実を知るのはご本人とページ削除に奔走した編集者だけというわけだ。キュレーションサイト問題でまとめサイトが次々に閉鎖される現状を見据えると、真相は藪の中といえるかもしれない。


(取材・文/御前崎健児)