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インターネットの怪物インタビュー

老舗サイト「激裏情報」代表・本堂まさや氏インタビュー最終回 「ひとつの情報で額面通りに受け取ってると、通用する時間が短い」

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2ちゃんねる創設者ひろゆきとの親交、今後の展望


──2ちゃんねる(2ch)創設者のひろゆきと知り合ったけっかけは?

ひろゆきがまだ中央大学の時に、2000年ぐらいのときにアングラサイトを集めて、表現の自由を守ろうって始めようとしてたんですよ。花田さんも来てたと思うんですけど、実際は始まらなかったんですけど」

──何で頓挫したんだっけ?

「ひとつは「カッコ悪いじゃん」。なんか徒党を組んでみんなで守り合いましょうってなんか違うなって」

──アングラサイトって一匹狼的なイメージがあったしね。

「ですね。集まりとかはあったんですけど、そういう分野の人が集まって掘り下げようってものだったんですね。

 それを守ろうっていうのが、コンベンションとかセミナーとかそういうものだったんですね。ひろゆきもそこに参加していて、そっからの付き合いですね」

──ネットのアングラサイト集めて紙で座談会やったもんね、あの当時。

「そうですね」

──ひろゆきをひと言で説明すると?

いまと変わんないですよ。飄々としていて、スタイルなんかも変わらないですもんね。昔からサンダルで、余裕で1時間遅れてくるし。彼時間があるんでしょうね、きっと」

──ネタの共有は?

「ひろゆきとは2chオークションとかサイト作ってうちが会社の方で受け持ってやったりとか」

──今後、新しい事業とかって考えてる? ウェブで。

「ウェブではいくつか思うところあるんですけど、いま激裏情報の代表になってますけど、その傍らでビジネスマッチみたいなのもやってるんですよ。

 不動産とか高額商品とか、まあブローカーですよね。そっちのほうが仕事というかメインになってきてるんで、マッチングサイトとかやりたいなって。クラウドワークスみたいな仕事を外注したいというよりは、売りたい人と買いたい人がもっとマッチングしやすく。

 ヤフオクでは手に入らないものだったりとか、だから扱ってるものってピカソの絵だったりとか、世界に10台しかないアヴェンタドール(ランボルギーニ社のスーパーカー)だったりとか、そういうものを扱いたいな」

──富裕層向けというか?

「そうですね。富裕層というか中国人向けですね。100億のビルで手を上げるのは中国人しかいないので」

──激裏情報を海外向けにやろうとかって考えない?

「それ、何回も考えるんですけど、うちのネタって日本のローカルなネタばっかりなんですよね。翻訳して海外向けにやるっていうのは出来るんですけど、たぶんほとんど通用しないんですよね」

──金融のお得情報となると完全国内向け?

「お得になると必然的にそうなりますね」

──やるとしたらエロ?

「海外だと何が通用するか。FXとかですかね」

──いま、ダークウェブがやっと一般的に注目され始めて、逮捕されたシルクロード運営者の伝記映画も企画が進められて、一般人がどんどん流れ込んでくると思うけど、何かやる?

「僕は直接はやらないです。知り合いは色々やってます」

──完全アウトな?

「そうですね。そういう人も沢山います。アウトじゃなければダークウェブにいく必要もないんで」

──ダークウェブ版激裏情報っていうのは?

「それだと激裏情報になっちゃうんで、結局は僕になっちゃう」

──現状ホワイト化しつつある激裏情報。その先鋭化した情報だけをダークウェブでとか?

「激裏情報とはつけないですね」

──いままで一番ヒットしたネタは? 個人的にでも。

メルアドとか個人情報は凄いくるんですよね。そのなかで特殊なものがチョコチョコあってそこに面白いものが」

──メルアドと言うのは個人の?

「そうです。個人情報ですよね、普通に。それで一時期あったのが免許書の画像が沢山あると。どれくらいありますかというと、4000枚から5000枚ぐらいあるんでってことで、どこで持ってきたんだろうとか。AV嬢の名簿とか、でも出せないですねそういうのは。

 弁護士もいるんで、弁護士に相談するんですけど、弁護士に聞いたら本人ですよと、まあじゃあ消しましょうとなるんですけど、そうじゃなくて(情報が載った有名人などの)ファンみたいな人が、この記事を消してくれっていっても、うち全然消す理由がないのに、そんなんは可笑しいですよね」

──いちいち消してたらキリがないもんね。

「まあ、手間はいいんですけど、消したら負けたみたいで嫌じゃないですか

──あそこは負けないっていう評判もまたあるでしょ。あそこはクレームにすごく弱いとかの。

「2chもなかなかIP開示しないとか、なかなか削除しないとかは2chの残ってる理由だと思うんですよ」

書けない事も多々あるが、今まで生き残っていた老舗裏情報サイトの「激裏情報」。今後は少し書いたように海外活動を視野に色々手を伸ばしている。これからもどんどん怪しい情報、有意義かつ下らない情報を流し続けてもらいたい。いままで生き残っている、それが彼の全てであり、信用に繋がっているのであろう。

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