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水曜はヤバすぎるアンダーグラウンドエッセイ from 東北

元四次団体組長・張恭市の「喜多方の帝王、故郷福島を想う」

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とある大手暴力団(日本でいちばん有名なあそこですね)からスッパリと足を洗い、現在は被災地復興のため日々汗を流す「喜多方の帝王」こと張 恭市。そんな福島在住の張が被災地の現況から刑務所の実態まで、ヤバすぎるリアルな話を大いに語り尽くします!


オリンピックよりも大事なことがある


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撮影/筆者


 2016年11月、帰宅困難区域の双葉町で中間貯蔵施設の工事が始まった。

 住宅等も解体され、土壌提供をした住宅は除染廃棄物で埋もれることになる。

 復興に欠かせない施設とはいえ、故郷がなくなる哀しみは計り知れない。

 生きている間、もう二度と実家に足を踏み入れることはできないのだから。

『東日本大震災』から5年8ヵ月。2020年に行われる予定の東京オリンピックなんかより、もっとやらなきゃいけないこと、たくさんあるんじゃないですかねぇ安倍さん?

 税金集めて東京オリンピックの準備、大変そうだけど、国民はそんなにオリンピックなんて楽しみにしてないから(笑)。

 そんなところにお金かけるなら、福島県民に対しての賠償、ちゃんとしてほしいね。




 いまだに実家に帰れない人達がたくさんいるのだから。

 福島への風評被害は何年経っても、消えることはないのだから。




張 恭市
ちょう きょういち 元、某広域暴力団の三次団体幹部。四次団体組長。前科6犯。20代半ばから30代半ばの大半を、塀の中で過ごす。韓国人の父親、日本人の母親を持つハーフ。7年前に約20年所属していた組織から足を洗い、今は地元で数々の経営に携わり、東日本大震災後、復興支援のチャリティーイベント主催者、ボランティア活動、芸能界とのパイプを利用し、復興ライヴ興行等、幅広く活躍している。