>  > 【女子刑務官OG座談会 前編】懲役囚から「刑務官の仕事は向いてない」と言われました

【女子刑務官OG座談会 前編】懲役囚から「刑務官の仕事は向いてない」と言われました

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は、以前女子刑務所にお勤めになられていた女性刑務官OGの皆様に集まっていただき、女子刑務所のあんなお話やこんなお話をお聞きしました。いずれも5年以内で刑務官を退職され、現在は別のお仕事をされているユカリさん(20代後半)、リョウさん(30代前半)、ナナコさん(30代後半)の3名。いずれも仮名で、お写真は後ろ姿も含め、「マジでカンベンして」とのことです。


3年以内で4割が辞めるって...(汗)

【女性刑務官のやりがいPR 定員割れ続き、女子会も開催】
女性刑務官の採用で定員割れが続いている。「きつい」というイメージから受験そのものが敬遠されたり、仕事の中身をよく知らないまま受けた合格者が採用前に辞退したり......。各矯正管区は、学生や内定者を対象に「女子会」を開くなど、女性刑務官の仕事を知ってもらう取り組みに乗り出した。(後略)[朝日新聞デジタル2016年11月1日14時31分配信]
(記事リンク)

keimukan1.jpg

法務省ホームページより

──最近は刑務官の人手不足が問題になっているようですね。少子化に加えて志望者も少なく、定着率も悪いと聞いています。なんと、約4割の方が採用後3年未満で辞めているそうですね。一時期のサラ金業者みたいな離職率の高さですが、今回集まってくださった御三方もソッコー退職されているんですよね。

ナナコ ソッコーと言うと語弊がありますが、まあ長続きしませんでした。辞めるのは当たり前だと思います。刑務官同士のイジメもあるし、懲役は油断ならないし、ひどい職場ですよ。

──こんなはずじゃ......ということでしょうか。法務省のご案内(HPリンク)は漠然としすぎてますよね。いいところをアピールした座談会もあるんですね募集案内PDFリンク。いかにもやりがいありそうに書かれてて、産休や育休があるのがすごい自慢のようです。でも、「場合によっては、懲役の出産や死刑に立ち会います」とか、そういうのは書かれていません。

リョウ いやむしろ死刑とかそういうのは刑務官としての職務じゃないですか。嬉しくはないけど、しかたないと思います。育休や産休はだいぶ取りやすくなっていますね。問題はやっぱり人間関係ですよ。

──なるほど、それはどこにでもありますね。出版業界もセクハラやパワハラがひどくて、若い女性はどんどん辞めてます。

ユカリ どこにでもあることなんですけど、私なんか先輩からいじめられているのが収容者にバレバレで、「先生は、この仕事向いてないと思うよ」って、言われちゃいました。

リョウ 私も(苦笑)

──なるほど。ほぼ「女の園」ですもんね。イジメは壮絶そうですね。