>  > 歌舞伎町 〝阿弥陀如来〟藤井学が明かす闇金の世界 「極端なことを言えば生まれて来たことを後悔させるくらい追い込む」
阿弥陀如来インタビュー

歌舞伎町 〝阿弥陀如来〟藤井学が明かす闇金の世界 「極端なことを言えば生まれて来たことを後悔させるくらい追い込む」

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不夜城を駆け抜けた男、実録インタビュー
藤井学(ふじい まなぶ)
聞き手/花田歳彦 撮影/三田正明

昨今のテレビ、漫画、映画などに登場する「闇金」という職業ーーー。この仕事は当然裏世界の職種であり、表の人即ちカタギがやろうとしたら、当然一発で潰される。貸金業を営む場合は行政から許認可を受けて開業しなければならないのだが、正規で開業しても違法な金利は一切取れないために旨味は無い。10日で1割のいわゆる「トイチ」などはまだ甘い方であり、10日で3割、5割の金利などは「闇金」の世界では普通に請求されるのだ。読者の皆様は自分には関係無い、その様な広告も何も見た事が無い、と思う方もいるであろうが、公衆便所の上に置かれているチラシ、電話ボックスや電柱に無造作に貼ってあったチラシ、大手企業に似通った金融会社等は全てこの様な類である。歌舞伎町の阿弥陀如来こと藤井学氏もかつて「闇金」の世界でトップランナーだったことがある。その頃の話を語ってもらった。


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返せない場合はとことん追い込みを掛ける


──藤井さんは一時期大きな金融をやっていたが、どの様な方法でやっていたのか?

「俺らの10歳上くらいは紹介屋からやっていましたね、要するに金を借りれない人間、いわゆる多重債務者を人に回す感じですかね、それを日割り計算で毎日集金ですよ、関係のある所に働かせて日当、日払いの所で働かせて回収していく、それだって金融じゃないですか。ひと言で金融、っていったって直接金融か間接金融か、直接金を貸し付けてとる、といったスタイル。

 システム金融で相保証させて小切手を切って取っていくスタイルもあれば、俺も小切手を切ってやったこともありますよ。ブラックリストの中から汚れたお客さん、消費者金融からも借りれない人、それに保証人も何もいりませんよ、と。こちらが審査して貸し付ける、返せない場合はとことん追い込みを掛ける、借りたこと以上、極端なことを言えば生まれて来たことを後悔させるくらい追い込む。それは当たり前ですよ。