「当事者が語る飛田新地」シリーズの著者インタビュー[後半]
シリーズ 達人に訊け
杉坂圭介(飛田新地スカウトマン)

(インタビュー前半はこちら リンク)
「飛田の子」がキレイな理由
──中国だけでなく海外のお客さんは増えているそうで、インバウンド(訪日観光客)に期待するとなると、今後は英語とかも必要になるでしょうか。
杉坂 海外のお客さんは増えていますから、今すぐには無理だけど、英語と中国語だけでも全店で対応できるようにしたいですね。英語のメニューは用意している店も増えてきましたが、飛田の女の子は全員日本人なので、そのへんは難しいです。
──ご著書によると、国際線のCA出身の女の子がいるそうですが?
杉坂 いますよ。日本のJALとかじゃなくて、外資系ですけどね。すごい美人で客あしらいもうまい。もちろん英語も堪能です。
──すごいですね。ところで、飛田にはなぜそんなに美女が集まってくるのでしょう?
杉坂 短時間で稼げるからです。ソープなどほかの風俗はワンクール60分が基本ですが、飛田は15分です。たとえばソープの場合なら、一緒に風呂に入るし、マットプレイとかいろいろ覚えて90分もお客さんにサービスしなければなりません。
──なるほど。単純計算で4分の1ですね。
杉坂 ソープは全身を使うから重労働ですよね。それに、「そもそも話題がもたない」と女の子たちは言っています。普通に考えて、初対面の知らない人と90分も会話は続きませんよね。