>  > 会社を辞め来日を直談判しに海外へ飛ぶ漢たち!「ブルース・スプリングスティーン」LIVE海外特攻レポート

会社を辞め来日を直談判しに海外へ飛ぶ漢たち!「ブルース・スプリングスティーン」LIVE海外特攻レポート

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会社を辞めてニューヨーク、ニュージャージーへ。待ち受ける具体的な試練


 行くのはいいが費用はかかる。

 ホテル代合わせて40万位、ライブのチケットは普通席で3万弱だ。

 また、それにもまして困難なのは英語。何を言っているのかさっぱりわからないため、怒られながら入国審査を無言で突破、タクシーではいきなり$100(約1万)ぼったくられ、ホテルに着いてもデポジット?とかでいくらか差っ引かれた。
 
 疲労・・・13時間の飛行と1時間のタクシーでの車酔い。一日目はただひたすら疲れ死んだようによく寝た。


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ホテルの窓より。すでに帰りたくなった(写真=ゴルゴ十三)




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黒人も不安げ。異国は誰しも心細い(写真=ゴルゴ十三)



食事はホテルの朝食1食。一体どうやってライブ会場まで行くか

 
 英語がわかならいから、飯も食いに行けない。街に出るもコンビニもトイレも滅多になく、ストレスを強いられ撤退と前進を繰り返した。そんな中、ライブ会場までどうやって行くかだが、本部の方の情報ではバスと列車があり、ホテルからはバスが近いということがわかった。

 ライブ当日、予め言われていたバス乗り場の券を買おうとする。発券機を試すもわからない。一応それらしきものを買い、店員に見せるもやはり英語が聞き取れない。インフォメーションに行くがこれもダメ。事前の情報ではブルース・スプリングスティーンの過去のライブTシャツを着ているファンが大挙しているという話だったが、そのような者が人っ子一人いない。時間が差し迫っているため、もはや列車の乗る駅まで行くには間に合わず、タクシーに乗ろうにも手持ちの金が足りるかどうか不安だ。

 極限まで焦り狂っていると、ブルースの地元、ストーンポニーというライブハウスのTシャツを着たおっさんとお母さん、その娘たちがいた。いやー、これは間違いなく今日ライブに行く方々だろう、念のため聞くしかない。

「Are you going to Bruce Springsteen Live Concert・・・?」

 そして、メモに書いてきた"Would you tell me how to buy bus ticket for MetLife Stadium?"というセンテンスを見せた。

 20代の娘と親が「ここでいい」と頷き、手売りの窓口の列に並ぶ。何とか券を買え、その後もこっそりその親子を長々尾行。いったん彼らが外に出たので焦ったが、なんと通常と全く違うスペシャルバス乗り場に辿り着いた。


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ストーンポニー親子。熟練のファンでないとわからない難易度の高さ(写真=ゴルゴ十三)


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実は歩道にあったスペシャルバス乗り場。わかるわけねー!(写真=ゴルゴ十三)

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ブルース・スプリングスティーン号。小一時間バスに揺られた(写真=ゴルゴ十三)