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元極道、沖田臥竜の視点「こだわるポイントがいちいちズレているASKA容疑者」

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ASKAブチ切れ 井上公造が無断でTV公開
 覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたASKA容疑者(58)をめぐり、芸能リポーター・井上公造氏(59)のとった行動にインターネット上で疑問の声が上がっている。2016年11月28日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)生放送中に「逮捕方針」の一報が入ると、井上氏は容疑者が自身に送ってきたという音源を流したのだ。(中略)宮根さんは、首をかしげたり眉間にしわを寄せたりしながら「今までの曲調とは全然違いますよね。どちらかというと幻想的な」と述べるにとどめ、容疑者の近況に話を移した。(中略)(ASKA容疑者は)「公造さん、曲流しちゃだめだって。曲流したらだめだって」と苦笑気味に不満を訴えた。すると井上さんは「あれは逆に聞かせたほうがいいかなと思ったんですよ」と返し、受け流していた。
J-CASTニュース 2016/11/29 19:36配信 (リンク


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「情報ライブ ミヤネ屋」でASKAの未発表の音源を、ASKAの許可を得ずに井上公造が流してしまった行為が物議を醸し出している。

 公造からすれば「これから懲役に行くのだ、関係ないもんねっ~!」「シャブやる奴が悪いのだよよ~ん!」という思いがあったと思うのだが、確かにそれも一理ある。

 だが注目すべきは音源を流された当のASKAの方だ。

 ある意味、これから長い懲役が我が身に降りかかってくるかどうかの場面で、音楽どころやあらへん!となるのも分からないこともないが、曲がりなりにも一斉を風靡させたアーティストではないか。

「公造さん、曲流しちゃダメだって」と言っとる場合ではないだろう。

 向こうも公共の電波を使い、タブーを犯してきたのだ。なぜ「公造こらっ! 何を勝手に公共の電波で音源流しとんじゃ! ワシがシャブ食うとる食うとらんとこれは別問題やどっ!」と怒鳴りつけて番組を盛り上げてやらんのだ。

 司会の宮根に対しても「こら! ど素人が何を知ったげに幻想的とか抜かしとんねんっ!」と一喝せんのだ。

 向こうは幻想的イコール覚醒剤で幻覚の世界に行ってしまっていると遠回しに言ってきとるのだぞ。何故、そこに気がつかぬ。

 そもそもが、井上と親しくなること自体間違いじゃなかったのか。

 どれだけ井上と親密な関係を築けたとしても、彼は何処まで行っても芸能レポーターなのである。

 芸能をネタに良くも悪くもメシを食っている側の人間なのだ。それが彼の職業なのである。

 そんな井上との間に、何を求めたのだ。交じり合うことの出来ない職業同士ではないか。

 そんな事も分からんようになっているから、覚醒剤でおかしくなっていると言われてしまうのだ。

 未発表の音源をテレビで流した問題は、ASKAが囚われの身となってしまった以上、これ以上の波紋は呼ばないかもしれない。

 だが、明らかに井上は物を作る人間に対して、タブーを犯している。

 それに対して、「情報ライブ ミヤネ屋」も配慮が欠けていた、と言えるのではないだろうか。

 音源を流した事でこの曲が必要以上にヒットしてしまい、オリンピックのテーマ曲に選ばれた、なんて事になれば、もちろん話は別なのだが......。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『生野が生んだスーパースター文政 現在、男道(刑務所)にて修行(服役)中』を好評連載中。






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