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ジャスティンビーバーも感染!?「麻疹パンデミック」で首都機能ストップの危機!

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「病院でウイルスをまきちらすことになるからです。麻疹感染の可能性を伝えて、指示を待ってください。その後に検査を受けることになります。検査は、インフルエンザのようにすぐには結果がわからないのですが、まずは検査を受けないとどうにもなりません」

 麻疹に感染していた場合、熱や鼻水に続いて口の中に白い斑点(コプリック斑)ができる。こうなったらズバリ「感染」だ。

「コプリック斑ができると、いったん熱が下がりはじめますが、その後すぐに39度台の高熱と全身の赤い発疹という、いわゆる麻疹の症状になります。熱が下がるまでに1週間はかかりますし、肺炎や中耳炎の合併症も心配です」

 かかってしまったら、どうすればいいのか。麻疹は寝ているしかない印象だが?

「そのとおりですね。予防法はワクチンだけですし、特別な治療法はなく、咳や熱、脱水症状などを緩和する薬や点滴くらいですね」

 ワクチンを接種していなければ、麻疹の感染率はほぼ100%といわれるが。

「伝染病に限らず、全体的に日本の危機管理は甘いですね。海外からの渡航者や帰国者に対しての検疫のレベルはかなり低いといえます。昨今はインバウンド(訪日観光客)によって、もともと日本になかったジカ熱などの病気が増える可能性も高くなっています。東京五輪も目前ですから、政府の対応は急務です。ワクチン接種の制度の見直しや空港や港での検疫制度について、国会でぜひ議論していただきたいと思います」

 いずれにしろ政府が対応を見直すまでには時間がかかる。まずは慌てず、疑わしい場合はお医者さんに電話をしてみよう。

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(取材・文=熊野水樹)