>  >  > 元関東連合幹部・工藤明男の時事評論「山口組二次団体の本部事務所が四次団体の支部事務所に」
工藤明男コラム

元関東連合幹部・工藤明男の時事評論「山口組二次団体の本部事務所が四次団体の支部事務所に」

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
kudouakio_column_20160729_01.jpg

写真はイメージです(wikipedeia「シャラノキ」より リンク


 最近、五代目山口組時代のとある直系組織の本部事務所が、四次団体の支部として使用されるようになったと聞きました。

 その直系組織の名前は、近松組。wikipedeiaなどによれば2005年に解散しているそうですが、ヤクザに詳しくない僕でさえ、「長野といえば、近松組」というイメージを持っているくらい有名な組織でした。

 おそらく、松本少年刑務所(長野県松本市)に入っていた人間から、いろいろと話を聞いていたんだと思います。

 そんな近松組の解散後、元幹部組員たちが弘道会に移籍して、弘道会の直参組織(すなわち三次団体)の事務所として使用していたそうなのですが、知人によればトップの組長とナンバー2の若頭がいなくなってしまったために、弘道会の高山組が長野支部の事務所として使うようになったのだそうです(つまり四次団体)。

 もちろん、僕は旧近松組の本部を訪問したことはありませんし、もっといえば見たこともありませんので、正直言ってどのような建物かはわかりませんが、もとは二次団体の本部だった建物です。おそらくはたいそう立派なつくりをしているはずです。

 それが四次団体の事務所となったわけですから、日本でも有数の豪勢な四次団体事務所なのかもしれません。

 そういえば、分裂後まで二次団体として活動していた直系組織の近藤組(岐阜県関市 2016年3月解散)も現在、弘道会野内組の傘下に入ったそうですが、そちらもやはり近藤組の本部を拠点としているのでしょうか。

 だとしたら、弘道会は立派な事務所を構える四次の団体を2つも抱えているわけで、「さすがは弘道会」という気がするのと同時に、時代の流れを感じたりもしています。




【工藤 明男 (くどう あきお) プロフィール】
東京都生まれ。作家。杉並区出身の関東連合元リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界のみならず政界にも幅広い人脈をもっており、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行なっている。警察当局から関東連合の資金源と目されてきた。表舞台に顔を出したことはない。