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再開発の工事中に出てきてもらっては非常に困る物

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「出てきたら? もちろん●●します」

 先月末。埼玉県本庄市内で、道路工事作業中に掘った路面下から、第二次世界大戦中にアメリカ軍が投下したとみられる不発弾が発見されて、撤去作業がおこなわれた。

 これはひとつの例に過ぎず、これまで過去にも主に工事中に地中から、不発弾やありとあらゆるものが発見されている。

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<その1>不法投棄された産業廃棄物

 山間の道路や住宅の建築現場などで、基礎工事や掘削工事のために地面を掘ったら、不法投棄された産業廃棄物がたくさん出てくることがある。たいていの場合は、真夜中、誰もいない山間にユンボを持ち込んで掘って、勝手に捨てて埋めて知らんぷり、というパターンの産物である。

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 やっている工事の内容にもよるが、不法投棄されたゴミを撤去しないと工事を続けることができない場合が殆どで、工事業者はやむなく撤去作業をすることになるが、問題なのは"誰がゴミ処分費用を負担しなければならないのか?"である。

 通常は、その土地にあった物だから、土地の地主(多くは工事発注者・お客さん)が追加負担することになる。地主にいわせれば、もう何代も前から自分の家の土地だったのならしょうがないが、例えばここに別荘を建てるためにこの土地を購入したのなら、土地の売り主や仲介業者に対して、地中に大量のゴミがあるとは聞かされていなかったうえにそれを知っていたらこの土地を買わなかったという理由で、瑕疵損害請求や、そもそもの土地購入をナシにも出来る。

 そんなわけで、もめにもめることになるので、工事業者が、ひっそりと地中のゴミをすくって、真夜中、別の山間にひっそりと埋めてしまうこともない話ではない。あの有名な政治家の別荘はゴミ溜めの上に建っているなんてことも、多々ある。