>  > 菱のカーテンの向こう側75 会津小鉄会会長が「大麻5gを譲渡して逮捕」という警察発表から感じる強い違和感
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菱のカーテンの向こう側75 会津小鉄会会長が「大麻5gを譲渡して逮捕」という警察発表から感じる強い違和感

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まさか指定暴力団のトップが!?


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写真はイメージです


会津小鉄会の馬場会長らを逮捕 麻薬特例法違反容疑 京都府警など
大麻とみられるものを譲り受けたとして、京都府警などは13日、麻薬特例法違反の疑いで、指定暴力団六代目会津小鉄会の会長、馬場美次容疑者(75)と、同会系組長、大上一朗容疑者(50)ら計5人を逮捕したと発表した。府警は馬場容疑者らの認否を明らかにしていない。府警などは、馬場容疑者らが繰り返し大麻を仕入れ、密売していた可能性があるとみて調べる。(後略)
産経WEST 2016.7.13 19:18


 神戸山口組井上組長との関係性から、早い時期より神戸山口組との関係を深めていた、といわれている会津小鉄会(京都府京都市)

 そのトップに君臨する五代目馬場会長が、13日、京都府警に逮捕されたというニュースが関西暴力団社会を駆け巡った。

 容疑は、麻薬特例法違反。宅配業者を使い、大麻5グラムを配下の組員に譲渡した事件に絡んでいる疑いがあるというのだ。

 関係者が呆れたように語る。

「言い掛かりもええとこや。5グラムの大麻の受け渡しなんぞに、なんで由緒正しき大瓢箪(=会津小鉄会の別称)の当代がからんどんねん。どう考えてもおかしいやないか。京都府警はこういうおかしなことを突然やり出す前科を持っとるんや。高山のカシラの時もそうやないか。京都府警が無理くり事件に持っていっとるからな」

 ここでいう"高山のカシラ"とは、現在刑務所に収監されている六代目山口組高山清司若頭のことを指している。高山若頭は2010年11月18日に、『建設業に従事する京都の男性に対して恐喝行為を行ったとする容疑』で京都府警に逮捕されているのだが、この事件自体、『その背景についての様々な疑義を呼び起こすに至った逮捕でもあった』(wikipedia『高山清司』より引用 リンクとしてもよく知られている。

 そして、今回の馬場会長の逮捕も、「京都府警による嫌キチ(=嫌がらせ)以外の何者でもない。起訴などできるわけがない」という見方が大半だという。


 ところで、現在も2つに分かれた状態のままにある山口組であるのだが、ここ最近は派手な動きがないように思われる。

 だが、その一方で、「水面下では、いろいろある」(神戸山口組の関係者)という声もある。

 その一つが、先日の某インターチェンジでトップが逮捕された山健組傘下組織Aと、弘道会傘下団体Bである。

 関係者の話では、トップが社会不在中の山健組傘下組織Aに対し、弘道会傘下団体Bから、「構える(=対立する)つもりはない」と伝えられた、というのである。

 そもそも発端が、「C(逮捕された山健組傘下組織Aのトップ)は、Bを狙った事件を起こそうとしていたのではないか」(捜査関係者)という声もある、不可解な事件である。

 この事件と、今回のメッセージになにがしかの関連があるのか、現時点では真相は不明である。





(取材/文 R-ZONE関西取材班)