>  > ネット上で話題となっている十三ベース事件(?)についての私・山口祐二郎の見解
ヘイトスピーチハンター山口祐二郎のひとりごと

ネット上で話題となっている十三ベース事件(?)についての私・山口祐二郎の見解

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(編集部より)以下の文章は、いわゆる"十三ベース事件"(しばき隊リンチ事件とも)について、被害者とも加害者とも交友のある山口祐二郎氏が、氏の見解を記したものです。この事件についてネット上で語られている言説には政治的なフィルターのかかったものが多いため、事実関係を知りたい方は暴行事件の被害者である主水さん(@VENOMIST666)や、主水さんの支援をされている高島章弁護士(@BarlKarth)のtwitter等を各自ご覧になってください。


はじめに


yamaguchiyujiro_20160621_04.jpg

写真はイメージです


 一部ネット上で話題になっている十三ベース?事件。カウンターと呼ばれる反差別の行動をする人たち同士の間で発生した暴行事件だという。私は現場にいなかったので正直詳しいことは知らないのだが、加害者とされている人物と、被害者とされる人物とも面識がある。他人事とは言えないし、したくない。

 マニアックな話になってしまうが、私もこの件で色々な人に話を聞かれるので、この場を借りて自分の見解をはっきり書いておきたい。R-ZONEの読者の方にはどうかご理解頂きたい。


十三ベース事件?


 マニアックなことなので、何なんだか分からない方々もいるだろう。事件の詳細についてまずは簡単に記したい。まず十三ベース事件と言われているが、どうやら事件が起きた現場は大阪府大阪市淀川区十三ではなく、北新地だという。なので、十三ベース事件という表現は誤りなのだがネット上では定着してしまっている。

 またこの事件は別名、しばき隊リンチ事件とも言われているが事件当時、『レイシストをしばき隊(略称 しばき隊)』は存在しない。しばき隊は2013年9月に解散しているからだ。その後にできた『C.R.A.C.( クラック )』のはずだ。

 それと十三ベース事件という名称は、かつて1971年~1972年に『連合赤軍』が起こした総括という名のメンバーに対するリンチ殺人事件にかけているのだろう。これも誰も死んでいないのでさすがに言い過ぎだろう。

 しかしながら加害者とされる人物が、被害者とされる人物に対し殴るなどの暴行をして有罪判決を受けたのは事実なのだと聞いている。


なぜ暴行事件に至ったのか?


 暴力はいけないことなのは当たり前だが、加害者とされる人物が事件に至った経緯は考えなければいけない。被害者とされる人物が、加害者とされる人物が差別主義者から金を貰っているのではないかという話をC.R.A.C.メンバーにしたところ、その話が加害者とされる人物の耳にも入った。そうして、被害者とされる人物は加害者とされる人物と飲食店で会った。その後、暴行事件に発展したのだという。

 何度も書くが加害者とされる人物の暴行は良くない。しかしながら、こうなってしまった事情を真実かどうかは別として私が想像するに、被害者とされる人物に差別主義者から金を貰っているのではないかと疑われたことが、加害者とされる人物からすればショックだったはずだ。それで怒ってしまったのだろう。そこは情状を考慮すべき点だ。ましてや、この2人は元々は友人関係であり仲が良かったのだというから尚更だ。信頼していた者同士の間で起こった悲劇なのである。