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シリーズ「山口組分裂の真相を追う」

六代目山口組関係者が噂する「弘道会のサプライズ人事の可能性」

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弘道会の動きに異変が!?

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写真はイメージです


 六代目山口組内では「竹内照明氏が弘道会会長をやめる」との情報が広まっている。これは、池田組幹部射殺事件の影響や責任ということとは別に、竹内会長が、ひとり親方として六代目山口組内の幹部になるというのである。

 過去、高山清司氏(現・六代目山口組若頭)も二代目弘道会を竹内氏に譲った後、ひとり親方になった。そして、今でも高山若頭はひとり親方である。それと同じように、今度は、竹内弘道会三代目が、ひとり親方になるのではないか、というのだ。

 では誰が弘道会四代目会長を襲名するのか、であるが、順当な人事であれば、中野寿城氏(現・三代目弘道会若頭)が四代目になるのが普通だが、「どうもそうではないらしい」というのが六代目山口組内の一部の見方である。

 そもそも、こういった人事の噂が組内に飛び交うのは、近いうちに、六代目山口組内で大きな人事があるという前兆なのかもしれない。一瞬、司忍組長の引退説、総裁就任説も飛んだそうだが、関係者によれば、主な目的は「神戸山口組の誕生によって組員を減らした組織の再編成のための大人事がおこなわれる」とのことだ。

 しかし、それが、竹内会長がひとり親方になることと何か関係があるのだろうか。謎が謎を呼んでいる。

 神戸山口組の直系団体の某幹部によると「(竹内氏は)窓際にほうられるってことやろ」とのことだが、これは裏返せば、六代目山口組の戦闘指揮官である竹内氏に第一線から退いてほしいという願望が含まれていると思われ、あてにならない。

 高山若頭の場合を例にあげると、ひとり親方になった後、高山若頭は京都の恐喝事件の共犯者として刑務所に収監されている。六代目側の組員たちは、竹内会長がひとり親方になることを、池田組射殺事件とは無縁のこととして話しているが、果たしてそう言い切ってしまっていいものか疑問が残る。高山若頭のケースと同様、池田組幹部射殺事件の共同正犯等の使用者責任問題で竹内会長が逮捕される可能性もまったくないとは言えないのではないか? 

 とはいえ、かりに逮捕されたとしても、それは容疑者となっただけの話であり、それですぐに刑務所に収監とはならない。刑期等の決定は当然、裁判で争われることになり、無罪にせよ有罪にせよ判決が出るまでには長い年月が必要となる。だが、弘道会としては、会長が裁判中であれば、何かと動きづらい。そして、六代目山口組の中核団体である弘道会のフットワークが重くなることは、六代目山口組にとってもマイナスである。そのような事態を回避するためには、このタイミングで代替わりしたほうが、ある意味、合理的なのかもしれないのである。そういった戦略的見地に立った発展的人事としての、弘道会三代目辞任であり、四代目誕生なのかも知れない。

 しかも、弘道会四代目会長が、中野若頭ではないかもしれないというのだから驚きだ。もっっとも六代目山口組では、過去、サプライズ人事というものが頻繁にあった。高山清司氏の若頭就任もそうであったし、竹内会長の若頭補佐抜擢もまぎれもないサプライズ人事による昇格だった。今度も、六代目山口組ならではのサプライズ昇格があったとしてもおかしくはない。

 
(取材/文 藤原良)




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