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【狂気】小金井ストーカー事件の原点か? 深く激しいヤンデレ愛〜「阿部定事件」

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狂気か純愛か、愛人を殺して男性器を持ち去った阿倍定


 5月21日午後5時頃、東京都小金井市のライブハウス前で、歌手活動を行う女子大生がファンの岩埼友宏容疑者にナイフで首や胸を刺されて重傷を負う事件が発生した。女子大生はこのライブハウスでライブに出演する予定で、会場入り直前を襲われた。

 今回の事件を受けてTVのワイドショーではアイドルの握手会などの危険性が取り沙汰されているが、女子大生はかつてアイドル活動をしたことがあるものの事件当時はシンガーであり、同列で語るのは無理がある。それよりも、女子大生がSNS上で岩埼容疑者から執拗に絡まれていると警察に相談していた点を見れば、誰の身にも無関係ではないストーカー事件と捉えるのが妥当ではないか。

 誰かを一心不乱に愛し、その愛が報われないと激しく憎む人間を、「ヤンデレ」と呼ぶことがある。愛が重すぎて心を病んでしまうという意味で、まさしくストーカーそのものだ。

 では、愛が報われればヤンデレは幸せなのかというと、そんなことはない。今度は相手の独占に躍起になり、相手が他人を見ることも他人が相手に近寄ることも許さなくなる。

 このような狂った愛の果てに起きた殺人事件が、1936(昭和11)年5月18日に発生した「阿部定事件」である。