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工藤明男コラム

元関東連合幹部・工藤明男の時事評論「千葉県館山市で元大物組長宅が発砲された裏側」

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写真はイメージです


 サミット明けにいよいよ抗争がはじまる!?というまことしやかな噂が流れているみたいですが、サミットの終了まで待ちきれなかったのでしょうか。25日の早朝、千葉県館山市の稲川会系暴力団の元組長の住宅で、拳銃で撃たれたような痕が見つかりました。

 なんでも匿名の男性から「拳銃が撃ち込まれている」という110番通報があり、警察官が駆けつけたところ、1階ガレージのシャッターに拳銃で撃たれたような痕が2ヶ所見つかり、近くには2つの薬きょうが落ちていたということです。

 全世界が注目するサミット中ということもあり、警察が治安の維持にピリピリしているこの時期に発砲事件を起こすなんて「正気か!?」と思わなくもないのですが、逆にいえばこのタイミングでさえ発砲事件を起こしてしまうほど、関東にも緊張が高まっている証拠なのかもしれません。

 だって、主要先進国の首脳が全員集結しているこの時期にこんな騒ぎを起こすんですよ。警察の面子はまる潰れだし、へたをすれば当局が総力をあげて組織壊滅に向けて動き出す可能性だってあるわけです。それを承知でこんな事件を起こしたということは、それなりの覚悟があると見るべきでしょう。

 今回、被害者となった元組長は、「関東で暴力団勢力の再編が起こるとしたら、この元組長がキーマンになる」と目されていた人物だけに、この事件も何やら裏があるのではないか、とつい勘ぐってしまう今日このごろです。実際のところ、どうなんでしょうか?




(文=工藤明男)




【工藤 明男 (くどう あきお) プロフィール】
東京都生まれ。作家。杉並区出身の関東連合元リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界のみならず政界にも幅広い人脈をもっており、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行なっている。警察当局から関東連合の資金源と目されてきた。表舞台に顔を出したことはない。