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西成発リアル・ヤクザのドキュメンタリー映画を観て来たのだ

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Illustrated by 山下ユタカ


メインキャストが途中で逮捕されたりします


遅ればせながら......『ヤクザと憲法』やっと観てきました~。

なんつーか、後からジワジワ来るすげえドキュメンタリーでしたなぁ。

もうほとんど語り尽くされているから今更ナニも云うコトもないのだけれどそれでも、カメラ前用のカオを見せていた面々が時折見せる地金の表情に、やっぱし鉄火場の匂いがスクリーン越しに漂ってきましたよ。

もとよりボキはヤクザなんて人種大っ嫌いなんだけどそのヤクザってのも地元に居た10代の不良をイヂめるコトが生き甲斐みてーな、ガキ共引き連れてE気になってるチンケなヤツらのコトなんで、この映画の登場人物とは根本的に違うのかも......なんてドメスティックなコトを考えたり、考えるトコ違うだろって気もしますが(笑)。

でもホント後からイロイロ考えさせられましたマジメなハナシ。

露骨に被害者意識を全面に押し出した内容かな......と勝手に推察していたのであまりに淡々としたテンポに面喰らったり、エンドロールもなく突然の幕引きに唖然としつつも却ってソレが余韻を残す効果をもたらしたり、あっ長くなっちゃった、最後にもひとつ。

劇中イチバン出番のあった部屋住みの若者がフライヤーに載ってなかった(笑)。修業ちうだからかしら? それが最も気になるコトでした~、なんちて(笑)。


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『ヤクザと憲法』公式サイト(リンク

現代を生きるヤクザの暮らしや考え方の変化について、大阪の指定暴力団「二代目東組二代目清勇会」に取材した傑作ドキュメンタリー。銀行口座すら作れないヤクザは、日本国憲法第14条が定める「法の下の平等」に含まれているのか。東京では6月3日(金)までポレポレ東中野で上映。上映終了迫る。劇場へ急げ!


山下ユタカ プロフィール
1996年、『LOOSE』で第35回ちばてつや賞ヤング部門準大賞を受賞。
1998年、『週刊ヤングマガジン』(講談社)連載の『ノイローゼ・ダンシング』でプロマンガ家デビュー。
以来、数々の話題作、問題作を世に送り続けている。

コチラもチェック→山下ユタカ公式サイト[艱難辛過阿 獣道]
http://yamashitayutaka.com/