>  > 【外道】隣は何をする人ぞ......監禁、惨殺「江東マンション神隠し殺人事件」の起きた街・潮見
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【外道】隣は何をする人ぞ......監禁、惨殺「江東マンション神隠し殺人事件」の起きた街・潮見

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繰り返し発生する弱者の誘拐監禁事件


 今年3月27日、2年間も監禁されていた女子中学生が東京都中野区のアパートから自力で脱出して救助を求め、無事保護された。そして、指名手配された監禁犯・寺内樺風容疑者(23)は翌28日に静岡県内で逮捕。自殺に失敗し、首の周囲が血まみれだったという。

 寺内容疑者は中学生の頃から少女の誘拐願望があったと供述しているが、決して珍しい事例ではない。自分より弱い相手を監禁する事件は、2000年に発覚した「新潟少女監禁事件」や、2013年に発覚したアメリカオハイオ州の「クリーブランド監禁事件」など多くある。

 そして、弱者を誘拐監禁して殺害に及ぶ事件もまた、かの有名な「女子高生コンクリート詰め事件」をはじめ枚挙に暇がない。しかし、どの犯人も結局は逮捕されている。他人を自分のなぐさみものにしようなどと考える歪んだ人間は、罰せられて当然なのだ。

 2008年4月18日に発生し、5月25日に犯人が逮捕された「江東マンション神隠し殺人事件」も、そんな身勝手極まる誘拐監禁の末の殺人事件である。

しかも被害者女性の遺体がバラバラに損壊されるという残忍な犯行だった。


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卑劣で残忍な殺人事件が起きた江東区潮見のマンション。事件発生時はフィットエル潮見という名だったが、のちにスクエア潮見と改めている。建物自体は変わっておらず、現在も普通に住人がいる。(撮影=八神千鈴)



 事件現場は東京都江東区潮見のフィットエル潮見というマンションである。918号室に住んでいたH.T受刑者(事件当時は派遣社員。控訴審で無期懲役確定)は、ふたつ隣の916号室に住む23歳のOL・T.Rさんを帰宅直後に襲って誘拐監禁。その後、警察の捜査の手が伸びて恐ろしくなるとT.Rさんを自室で殺害して遺体を切断し、証拠隠滅を図ったのだ。

 神隠しといわれた理由は、マンションの監視カメラにT.Rさんが帰宅する姿しか映っておらず、外出する様子もないまま忽然と消えてしまったからである。犯人が判明している今となっては外出していなくて当然とわかるが、事件直後は不気味さに世間が恐怖した。

 H.T受刑者はかなり念入りに遺体を処分したものの、916号室の玄関にわずかながら指紋を残していたため逮捕となる。

 そして、身の毛もよだつような犯行を自供したのだった。