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工藤明男コラム

元関東連合幹部・工藤明男の時事評論「山口組執行部、処分のゆくえ」

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写真はイメージです

 六代目山口組の直系団体、朋友会(大阪市西成区)の高島伸佳会長が窃盗容疑で逮捕されてしまいましたね。

 朋友会は五代目山口組の若頭補佐を長く務めた英五郎組長率いる英組を母体として誕生した組織なのですが、その英組長の所有していた事務所から、菱の代紋が入った組旗などを盗んだ容疑で逮捕されたのだとか。

 ほかにも朋友会の最高顧問で初代からの重鎮、西尾さんという方や副会長の方も、同じ容疑で一緒に逮捕されてしまったみたいですね。

 一説には「使ってもよい」という許可があったという話もあるというのですが、真相はどうなのでしょうか。

 ただ兵庫県警の狙いは、そこではないという噂もあるようです。今回の逮捕は「別件逮捕」に過ぎないと。

「あくまでも狙いは、英五郎親分宅から消えた3億円の件だ」という噂が飛び交ってるみたいですよ(消えた3億円事件についてはこちらを参照→「山口組元最高幹部、なんと10億円の空き巣事件をfacebookで被害報告リンク)。

 もっとも、高島会長と面識のある方は皆、「そんなこと、あるわけがない。会長はそんな人ではない」と強い拒否反応を示していたということだけは付け加えておきます。

 ところで、僕のまわりの実話誌マニアというか、ハッキリ言っちゃえば山口組オタク(笑)の知人たちがこの事件で一番注目しているのは、「六代目山口組執行部の方たちは、この件に対してどのような決断を下すのか」ということなんだそうです。

「なんにしても窃盗という罪名で起訴されれば処分するだろうが、不起訴や処分保留ならおとがめめなし」という見方が強いようなのですが、その線が濃厚なのでしょうか。

 知人によれば5年ほど前、六代目山口組のある直系組長が傷害などの容疑で逮捕されてしまったことがあるらしいのですが、その総長が六代目山口組の本家に釈明にくるのが遅れた、というだけの理由で処分され、その組織も解散させられてしまったことがあったといいます。

 その組織は業界でも名門中の名門であり、釈明に少し遅れた総長も体調を崩されていたとか様々な理由があったようなのですが、高山若頭の采配は問答無用だったみたいです。

 まあ、執行部の方がどんな処分を下されるにせよ、組員でもない知人たちには1ミリも関係ない話だと思うのですが、それがマニア心理というものなんでしょうね(笑)。




(文=工藤明男)




【工藤 明男 (くどう あきお) プロフィール】
東京都生まれ。作家。杉並区出身の関東連合元リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界のみならず政界にも幅広い人脈をもっており、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行なっている。警察当局から関東連合の資金源と目されてきた。表舞台に顔を出したことはない。