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現代版お家騒動

「佐野る」再び! クックパッドのお家騒動で創業者が受けた反撃

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昨年東京オリンピックのエンブレム選考で、盗作疑惑をうけ有名になったアートディレクター「佐野研二郎」氏だが、2016年新たな「佐野」氏がその名前を轟かせ、ネットでは「佐野る」といえば「盗作する」という意味で使われるぐらいに浸透した「佐野」の名前に新たな意味が加わるかもしれない。
今日の献立はどうしよう?そんな悩みを解消してくれる投稿型の料理レシピサイト「クックパッド」の創業者「佐野 陽光」氏が株主総会目前で、雇われ経営陣により執行役を解任されたことが22日付の日経新聞の記事で明らかになったのだ。

創業者と現経営陣の内部闘争、いまだ終息せず

 1997年10月に創業して以来2012年3月までの15年間クックパッドの社長を務め、その後は取締役兼執行役は創業者の佐野陽光氏が執行取締役から取締役へと解任された、と報じられた。理由は佐野氏が今後の経営方針にふさわしくないと判断したためだという。

 事の発端が判明したのは今年の1月19日、創業者の佐野氏が株主提案として、現経営陣の刷新と自身の社長への復帰を求めていた。理由は「従来のクックパッドの強みであるレシピ事業や会員サービスをないがしろにし、食とは関係のない事業の多角化を進めている」としている。

 それに対して現代表取締役社長の穐田誉輝氏は、「佐野氏が「ないがしろにしている」としたレシピ事業や「食」関連の事業も好調であることを強調。プレミアム会員の増加傾向が鈍化していることは経営課題としながらも、新サービスを投入するなどの施策や、NTTドコモとのレベニューシェア(編集部注:利益を予め取り決めた割合で分配する成果報酬型契約の一種)モデルが利益増に貢献している」と反論しており、対立は鮮明になった。


休戦合意と見せかけて、佐野氏が仕掛けた罠か?

 このまま株主総会までもつれ込むかとおもいきや、お家騒動発覚後の2月5日、佐野氏側の株主提案を踏まえた人事案を株主総会に提出することで合意したと発表され、両者の間で折り合いがとれたのかと思われたのだが、翌月の3月22日に佐野氏が執行役を解任されたことが、22日付の日経新聞の記事で明らかになった。