>  > 【独占スクープ】なぜ清原容疑者は群馬までベントレーを走らせたのか? 〜知られざる上州シャブ事情〜
誰にも救えなかった“堕ちた番長”の心の闇

【独占スクープ】なぜ清原容疑者は群馬までベントレーを走らせたのか? 〜知られざる上州シャブ事情〜

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2月18日(木曜)にフジテレビ系列で放送された情報番組「直撃LIVE グッディ!」はご覧になっただろうか? 清原シャブ事件とそれにまつわる群馬県各所への現地取材、さらには現地事情通氏による、噂の「シャブババア」に関する新証言......など、事件の裏へディープに迫るものとなっていたが、この現地取材チームで案内役を果たしたのが、R-ZONEのライターでもある石原行雄氏。石原氏の"群馬コネクション"をフルに発揮しての内容ということもあり、番組の当該コーナーへの反響も大きなものとなった模様。そこで今回、その石原氏に現地取材撮影で得た新情報をからめつつ、表題のような形で急遽、レポートしてもらった!


なぜコンビニの駐車場なんかで受け渡しをしていたのか?


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2月28日放送『グッディ!』(フジテレビ系)より

 野球選手として、そしてタレントとして、輝かしい足跡を刻み続けていた清原和博。
 この名前には今「容疑者」の文字が続く。
 
 清原和博と言えば、スポーツという誤魔化しの利かない世界で、実力で成功を勝ち取ることでセレブリティへとのし上がったはずの人物。その彼が、こともあろうか覚醒剤に手を出し、シャブ中という存在にまで堕してしまった事実は、ファンにとってはもちろんのこと、そうでない者にとっても大変ショッキングなことだろう。

 そうした社会的影響力もあってか、筆者の元へは連日、各メディアから清原シャブ事件にまつわる多くの問い合わせが入っているのだが、特に何度も訊ねられる質問が二つある。
 一つは、「なぜ駐車場で受け渡しをしていたのか?」
 もう一つは、「なぜわざわざ群馬まで買いに行っていたのか?」

 まず最初の疑問、「なぜ駐車場で受け渡しをしていたのか?」について解説しよう。
 これは、清原容疑者が売人と接触する場所として、コンビニエンスストアの駐車場を悪用しており、パケのやり取りが防犯カメラに写っていたことに対する疑問。
 つまり
「どうして人目のあるような場所で売り買いしていたのか?」
「違法薬物というものは、人気のない場所で取り引きをするものなのではないのか?」

という疑問である。

 ──が、ドラッグの密売事情に通じた者なら、これに疑問を抱く者はいないだろう。

 ドラッグの取り引きというと、テレビドラマや映画では、深夜の埠頭や工業地帯の廃工場のような、完膚なきまでに人気のない場所で行われるが、現実にはそうしたことはまずあり得ない。1回で1グラムからせいぜい数グラムという小口の取り引きなら、なおさらである。
 人気のない場所に人がいれば、かえって不自然で目立つからである。
 不自然な者は目撃者の印象に強く残りやすく、また、パトカーでも巡回して来れば高確率で職務質問の対象となり、薬物の所持が発覚してご用ということにもなりやすい。
 よって、末端ディーラーと末端ユーザーの場合は特に、売り買いをするのは、ある程度、人目のある場所でというのが定石。
 これは清原容疑者のケースや群馬県での売に限ったことではなく、日本全国標準と言ってよい。

 都道府県で自家用車の保有台数(100人あたり何台保有しているか)の統計で、ほぼ毎年トップとなる群馬県(ちなみに2015年度も全国1位)ともなれば、クルマを足にしての売買──つまり、コンビニやファミレス、大型量販店などの駐車場を利用して売り買いをするのは、ある意味当たり前。

 ただし、防犯カメラの画角などを考慮せず、思いっきりパケのやり取りまで映されていたというのは、あまりにもずさん。
 これには、清原容疑者も売人側も、取り引きが常態化することで緊張感や警戒心が薄れていた可能性が考えられる。あるいは、清原容疑者はシャブのことで頭が一杯で(買いに走るときは手持ちがなくなっていて、切れかけで焦っているケースも多い)、カメラのことにまで意識が働かず、また売人の方も、あまりそのあたりのノウハウを持っていなかったことも考えられよう。