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加藤紗里が一連の騒動にラップでアンサー「ガリガリサリ」を作った奴らに真相直撃!

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連日、狩野英孝との熱愛報道で話題を集めているモデル・タレントの加藤紗里。その彼女が突如として"ガリガリサリ (feat. RYKEY, 漢 & D.O)"を2月13日に配信リリース。その真相を探るべく、9sariグループに直撃!


ヒップホップモンスターがバックアップの凄腕アンサーソング

 この曲が驚きを持って迎えられたのは、話題の渦中の人物である事や、そのタイムリーさも大きいが、「ラップでアンサーしたこと」「客演が漢、D.O、RYKEYという、凄腕のラッパーであること」も大きく影響しているだろう。

 まず時系列として追いかけると、2月10日に予告編とも言える「9SARI HEAD LINE #49「相談事しに加藤紗里が9sariに来た?」がアップ。



 この時点で大きな注目を集めていたが、続く2月11日にYouTubeに「9SARI HEAD LINE #番外編Vol.3「加藤紗里が9sari スタジオに相談しに来た」がアップされ、その全貌が明らかになる。


 この映像に登場する主要人物を紹介しよう。

 まずは漢 a.k.a. GAMI。


9sari_kan.jpg


 今回の映像収録やレコーディングを行ったレーベル「9sariグループ」の代表であり、ラッパーである。新宿を根城にしたヒップホップ・グループ:MSCの顔役として00年代にヒップホップ・シーンを席巻し、そのハードコア・スタイルは多くのフォロアーを産んだ。現在放映中のTV「フリースタイルダンジョン」でも、チャレンジャーを蹴散らすモンスターとして登場。

 そしてD.O。


9sari_do.jpg


 その特徴的なハイトーン・ボイスと粘りつくようなラップ、そしてヘア・スタイルで上記映像でも異彩を放っていた彼は、ハードコア・ユニット:KAMINARI-KAZOKU.のメンバーとしての活動を皮切りに、ソロとしても活動。自身の結成したクルー:練マザファッカーはTV「リンカーン」にも抜擢され、お茶の間の人気者となる。2009年には不祥事を起こし活動自粛を余儀なくされるが、復活し「TOKYO RAP CARTEL」を9sariグループよりリリース。

 映像の中で加藤紗里を漢やD.Oに紹介するイケメンがRYKEY。昨年6月に「Pretty Jones」、12月に「AMON KATONA」をリリースし、現在若手成長株として大きな注目を集めているラッパーだ。

 このコラボに至った流れについて、漢 a.k.a. GAMIはこう話す。
「加藤紗里の件で何か出来ないかっていう案件が9sariグループに持ち込まれたんだよね。本人もラップに興味があるって事でウチにその話が持ち込まれたみたいで、それならラップでアプローチしたら面白いんじゃないの?って。で、その日のうちに今回のメンバーに声かけて、次の日には加藤紗里も含めてみんな集まったんだ。それで、彼女にもラップして貰おうって事で、彼女のBlogを見たら『安心して下さい縫ってません/安心してください切ってません』ってフレーズがあって、これはラップに使えるって事で、すぐにスタジオで俺たちがディレクションしながら""ガリガリサリ"を録ったんだ」

 ある種、ラップによる炎上商法とも言える本作だが、そのクオリティの高さは折り紙つき。漢は畳み掛けるようなフロウで「顔にハサミやメス入れたままの整形美人のメス豚なのかが気になるからまず聞いてみた」と非常にエグいセリフを突きつけ、D.Oは「ラーメンつけ麺カモンメーンYOメーン 俺メーン What's UPメーン」と、彼の代名詞とも言える「メーン」というフレーズを織り込みながら、固有名詞をあえて出さずに「匂わせる」という表現をする。

 そのどちらも非常にラップ独特の構造であり、「ディスでありながらエンターテイメント」というヒップホップ・カルチャーに基づいたバトルであることが、非常に興味深い。また、今回使われたトラックは、漢のEP「9sari」に収録された"the first and the last diss song"を使っているので、"ガリガリサリ"と聴き比べるもの一興だろう。

 また、加藤紗里も自身のブログで、「ラップって多分1つの文化なので、もし見るならそういう目で見て欲しくて(中略)紗里のせいでラップという文化と熱を持って頑張られてる方々が批判されるのは避けたいのでそれだけは先にお伝えしておきます」と書くなど、ヒップホップに対して敬意を持っているのが非常に好印象。

 この件に対して、狩野英孝はラップで返すのか、歌で返すのか、そのアンサーに期待したい。


(取材・文=カーティス)