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男のガッツリグルメ2 東京都台東区の喫茶店『P』の大盛りカレーライス

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男心をソソるものは胸の谷間やパンチラよりもガッツリな飯だ。女体盛りよりも飯の山盛りのほうが愛おしい......。そんなガッツリグルメ愛好家のオススメの逸品を紹介していく。


ノスタルジックカレー


いきなり、個人的な意見を申し上げるが、最近『大盛り』のありがたみというものが薄れているのではないか? そう思う。

それは、多くの飲食店が「大盛り無料」システムを採用しているからだ。もちろん、ありがたいサービスであるが、そういう店に限って「これで大盛り?」的な盛りだったりすることが往々にしてよくある。

それならば、100円なりでも料金を払って「これぞ大盛り!」という料理に出会いたいのだ。そしてそのような想いを満たしてくれるのが今回、訪れた東京都台東区浅草にある『P』だ。

こちらは昔ながらの純喫茶であり、フードメニューも少ない。しかし、その中のひとつであるカレーライスは絶品だ。いかにも手作り感がありながらも、スパイシーで肉・野菜にも味が染みこんでいるのがよくわかる。食べていると、身体が温まり、ジンワリと汗ばむのが心地良い。

お店の歴史自体は、かなり古く、店主であるオバちゃんの腰の曲がり具合にそれが表れている。私がこのカレーを知ったのは10年前のこと。吉原のソープ嬢に「カレーの美味しい喫茶店がある」と教えられ足を運んだ。初めてなので、普通盛りを頼んだ。それでもかなりの量である。しかしながら、その美味しさに驚き「次回は大盛りにしよう!」と思った次第だ。

で、1週間後、私は再び『P』にいた。大盛りカレーを食べるためだ。ちなみに大盛りは普通盛りよりも50円アップとなる。


50円......


金額からして「大した盛りではない」と思わせる。しかし、運ばれたモノを見て、私の予想はガラガラと音を立てて崩れ、ついでに椅子からズルズルと崩れ落ちた。


だって、"巨大"なカレーなんだもの。


gutmeshi2-1.JPG


写真では伝わりにくいと思うが、隣に置いたスプーンで、その大きさを察していただきたい。おそらく、総重量1キロはあるだろう(皿の分を抜いて)。大盛りという言葉ではなく、巨大という言葉が似合うでしょ?

初めてコレが出てきた時、しばし絶句してフリーズしたのは言うまでもない。しかし、漂うスパイシーな香りに誘われて、スプーンをザクッとライスの山とルーの海に沈めて口に運んだ。

最初の5口目位は「減らねえよ!」と思いつつ、気付けば「あれ?」と思うほど、減っていて、結局、10分足らずで完食してしまったのだ。それほどバランスの取れた味なのだろう。

ちなみに、福神漬けはなく、店主自家製の糠漬けが数切れ付いてきて、これがまた絶品!だけど、その糠漬けのおかわりを所望すると「一人一皿まで!」と怒られてしまうので要注意だ。



(取材/文=三戸玲)