>  > 西日本激震 中央道で襲撃事件発生(長野) 弘道会大幹部が神戸山口組へ(大阪)
日本の裏社会で今、なにが起ころうとしているのか?

西日本激震 中央道で襲撃事件発生(長野) 弘道会大幹部が神戸山口組へ(大阪)

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27日、長野県警は、県内を通る中央自動車道の車線をさえぎって停車させ車両の通行を妨害した容疑で、神戸山口組の組員の男(51)ら4人を現行犯逮捕しました。組員の男らは高速道路の走行車線と追い越し車線に車2台を停車させ、道路を通れないようにしていました。捜査関係者によると、長野市内でこの日の昼から、六代目山口組系の団体による会合が予定されており、男らは、この会合に向かおうとする六代目山口組関係者の車の通行を邪魔しようとしたものとみられています。


白昼の高速道路で襲撃事件発生


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現場にほど近い伊北IC wikipedia「伊北インターチェンジ」より引用(リンク

 連日のように続く六代目山口組と神戸山口組の衝突だが、この日もまた起きてしまった。

 だが、今回のものは、これまでのものと様相がはっきり違っていた。前回までのような偶発的な衝突ではなく、神戸山口組の山健組により、意図して仕掛けられたもののようなのだ

 この事件は、メディアでも大きくとりあげられ、逮捕者まで出している。

 前回、岐阜県内の、やはり高速道路で起きた衝突のときは、援軍に向かっていた弘道会系関係者の乗る車を発見した山健組系関係者が、いったんは高速道路で追い抜き、片側工事中で一車線封鎖の場所で待ち伏せして襲撃したといわれているが、今回は六代目山口組系の会合の場所や走行ルートを事前に知っていて行動を起こしたものとしか思えない手口である。関係者によれば「今後も神戸山口組サイドでは、他府県からの弘道会系の援軍部隊に対して、こうした対処法がとられるのではないかと、捜査機関も警戒を強めている」という。

 また、このほかにも現地には約60人の山健組系組員が集結していたらしく、弘道会系組事務所付近には警察によって厳重なバリケードが張り巡らされ、周囲一帯は物々しさに包まれたという。


弘道会大幹部としては初の移籍者が


 この日の衝撃は、これだけにとどまらない。

 なんと、弘道会系組織で、大阪に本拠を構える有力三次団体の先代の組長が山健組の中核組織に移籍したというのである。

 しかも、この団体は、分裂当初から大阪の繁華街を巡回し、昨年12月には宅見組と激しい乱闘になったこともあるという弘道会きっての武闘派であり、また竹内照明弘道会会長が近畿地区の六代目山口組系組織を激励に行く際には警護につく、いわば精鋭中の精鋭部隊だっただけに、このニュースは業界関係者に非常に大きなショックを与えるものだった。

「(今回、移籍者を出した弘道会系組織は)1人2人抜けたくらいでガタガタするようなヤワな組織ではないが、イケイケで通っていた組だけに、『まさか、あの組から移籍者が!』と周辺が動揺する可能性がある。気を入れて引き締めないと、これは大変なことになるかもしれない」(関係者)

 そう言えば以前、取材に応じてくれた、ある関係者がこう話していたことを思い出した。

「これからは、六代目山口組の中核組織からの移籍者が出てきますよ」

 果たして、これは今回のことを指していたのであろうか。それとも......。




(取材/文 野坂利一と関西R-ZONE取材班)

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