>  > 東京都昭島市で無職の男(57)がはなはだしく公明党を憎むようになった動機
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

東京都昭島市で無職の男(57)がはなはだしく公明党を憎むようになった動機

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公明党のポスターにイタズラを繰り返していた57歳の男が逮捕されました。逮捕されたのは東京都昭島市の無職、関口和宏容疑者(57)。アパートの塀に貼ってあった公明党のポスターにスーパーの値札のシールを貼ってイタズラした疑いが持たれています。昭島市では今年の6月頃から、公明党のポスターにシールを貼ったり、タバコの火で穴を開けたりする被害が相次いでいました。取り調べに対し関口容疑者は「公明党が大嫌いです」と容疑を認めています。


気持ちはわからんでもないが、まずは働こうか


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写真はイメージです

「公明党が大嫌いです!」って、実に頼もしいことを言ってのける無職代表である。

 57歳のクセに、無職のクセに、公明党が好きとか嫌いとか言える分際ではないとも思うのだが、犯行の動機について堂々とこう言ってのけた関口は、ある意味、頼もしい奴ではないのかと、めまいとともに錯覚しそうになってしまう。

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FNNホウドウキョクより(リンク

 また、テレビに流れた関口のふてぶてしいまで不細工さが良い。選挙ポスターにスーパーの半額割引シールを貼りつけて逮捕というみっともなさなど一発で吹き飛んでしまうほどだ。

 私は、小学生の頃に母から「選挙などのポスターにいたずらしたら警察に怒られるからダメ!」と教えられていたので、母の財布からお金をくすねることはあっても、ポスターにイタズラをしたことがない(自慢できることではないか......てか、母の財布からお金をくすねている時点で問題であろう)

 だが、確かに私が小さい時分は、イタズラされている選挙ポスターをよく見かけたものだ。

 おおむね、その党に対する恨み辛みというよりも、どちらかといえば小学生によるイタズラが多かったように思う。関口のような信念?をもった者は、めったにいなかったのではないか。

 はっ! そういえば、最近もある党のポスターの目の部分がタバコで穴を開けられていたのを見たが、さてはそれも関口による犯行か......。

 嫌いという一念で、シールを貼りつけたり、タバコで穴を開けたりと、陰湿で地味な活動を続けていた関口であるが、それで何かを変えることができたのだろうか。

 多分、というか間違いなく、公明党は痛くもかゆくもないと思うぞ。

 私のような者が語るのは少々、口はばったくもあるのだが、本当に嫌いで、本当に何かを変えたいという志があるのなら、シールなど貼ってまわる前にもっとやることがあるのではないだろうか。

 まずは、最低でも無職というのはいただけない

 せめて仕事でもして、そこで世に影響を与えるくらいの立場まで登らないことには、すまぬが人生の負け犬が何を言ったところで誰も耳など傾けてはくれやしない。

 今の関口には、申し訳ないが、誰かを嫌いと口に出して公言する権利自体ないのではないか。きつい言い方ではあるが、これが現実なのである。

 関口の取り調べにあたっている調べ官は、まずはそこのところから説いて教えてやるべきではないだろうか。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。