>  > 生後3ヶ月の子供を殺し、その母親を密告して警察に売り飛ばすのがシャブ中という人種
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

生後3ヶ月の子供を殺し、その母親を密告して警察に売り飛ばすのがシャブ中という人種

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知人女性の生後3ヶ月の男の子に覚せい剤を吸わせ殺害したとして、熊本県益城町宮園に住む自称会社員 吉村天翔(てんしょう)容疑者(24)が逮捕されました。吉村容疑者は9月4日未明、熊本市東区のラブホテルに無職の20代女性と、女性の長男の3人とでチェックインしましたが、泣き止まなかった男の子に腹を立て、覚せい剤を男の子に舐めさせたと見られています。その後、警察に事情聴取された吉村容疑者と無職の20代女性からは採尿検査で陽性反応が出たため、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕。裁判では執行猶予付きの判決を受け、自宅に戻っていました。なお捜査関係者によれば、吉村容疑者は9月に逮捕された際、「ホテルで男の子が死亡したのは自分とは関係ない」「覚せい剤は男の子の母親にもらった」などと話していたということです。


有り体にゆうてシャブ中は人間のクズ


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吉村天翔容疑者のfacebookより

 そうそうお目にはかかれぬクソ外道。出だしから少しばかり乱暴な言葉遣いではあるが、この吉村には、クソ外道という言葉すら甘すぎる。

 生後3ヶ月の赤ちゃんの母親と一緒に、覚せい剤使用で逮捕起訴されていたわけであるが、よくもまあ裁判所も、こんな男に執行猶予判決を下して、身柄を野に放したものである。本来ならば、だ。赤ちゃんの死因はハッキリしていたわけなのだから、執行猶予を言い渡す前に、シャバの土を踏まさず、門前逮捕してもおかしくなかったはずだ。

 それすらせず、執行猶予を言い渡し社会へと帰している。その後、吉村が逮捕されるまでの間に、何かと裁判所や当局が口にする、「証拠隠滅の恐れ」や、「逃走の恐れ」はなかったのか。十二分にあったと思うぞ。

 執行猶予をもらったもん同士で口裏だって合わせられたはずだ(ま、吉村は「覚せい剤は男の子の母親にもらった」と平気で自分の女を売るような男だ。どれだけ綿密に口裏を合わせたところで、すぐさま口を割って見せるのであろうが......)。

 で、ここで何故?と思うのが、なんで今回、逮捕されたのは吉村だけで、赤ちゃんの母親は逮捕されていないのだ。

 母親からもシャブが検出されたんだろ?だったら、明らかに共同正犯が成立するんじゃないのか。

 共同正犯をヤクザ相手にしか使ってはいけない、なんて法もあるまい。子供がいるにもかかわらず、母親という立場でありながら、覚せい剤をやっていたのだぞ。それだけでも、執行猶予では済まされないのではないか......。

 私の過去の知り合いにも、十分ひどい母親がいた。その母の名は、「ママ」。

 ローカルではあるが、友近が司会をつとめた深夜番組にも出演した事がある(不肖、私めもちゃっかり客になりすまし、チラッと映りにいったのだが......笑)過去を持つ。

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写真はイメージです

 ママは、よっぽどママになりたかったのであろう。自分のことをママと呼んでいた。誤解してはいけないのが、母親という意味でのママではない。水商売においてのママなのである。

 そして、夢叶いラウンジのママとなり、名実ともに本物のママになったのだが、そのママのラウンジでの話しだ。

 お客さんの中に、妊娠中のお客さんが付き合いで来ていた、と思ってほしい。その女性は、妊娠中ということもあり、一切アルコールを口にしなかった。それに気がついたママは、その女性に対し、

「ママなんて、妊娠中バンバン、アルコール飲んでいたわよ!」とバカなことを口にしていた。

(ほんまアホやなっ、)なんて思いながら、杯を重ねていると、何やらコソコソとママがその女性に耳打ちし、いたずらっ子のような笑みを浮かべ席を離れていった。

 私は、女性に尋ねた。「あいつ、なんちゅうとってん?」

女性はこたえた。「なんかな、生まれてからは、クスリやりながら、母乳あげてたって。それで、内緒ねって、ゆうてた」と私の妻、......失敬、女性はこたえ、唖然とさせられてしまったのを覚えている。

 今回の事件と比べ、どちらがマシとかいうのではない。子供がいるにもかかわらず覚せい剤なんてやってる時点で、どちらも母親大失格である。

 それにくらべて、その女性は、しっかりしていた。

 妊娠中も妊娠後も母乳が終わるまで、一滴ともアルコールすら飲まなかった。2人の子供を産んでいるが、どちらの子供の場合でも同じだった。母親とはこうでなくてはならない......と、少し手前みそでスマンスマン、というお話しでした。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。