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本サイトでは10月に登場、その時に語られた衝撃の内容が綾野剛主演で映画化へ!!

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北海道警「アノ不祥事」の映画化で稲葉元警部に直撃


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映画『凶悪』

 本サイトでもおなじみの稲葉圭昭(いなば・よしあき)北海道警元警部のベストセラー『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』(講談社)が『日本で一番悪い奴ら』として映画化され、2016年6月から公開されることが発表されました。

『恥さらし~』は、北海道警のエースとして知られた稲葉元警部が2002年7月に覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された経緯が綴られ、その過程でムリな銃器やドラッグの摘発が日常的に行われていたことも明るみに出て大問題になりましたね。これを映画化するとはスゴイ発想ですが、監督は故若松孝二監督の愛弟子さんで、『凶悪』の白石和彌監督ですから、期待が持てますね。旭川のご出身なので興味を持たれたようです(逮捕当時、北海道は稲葉さん報道ばっかりでしたから)。

 そして、主演は綾野剛さん。仮面ライダー555の「スパイダーオルフェノク」の声を担当され、最近は堤真一さんとNTTドコモのコマーシャルにも出ていらっしゃるイケメンさんです。








 どうやら撮影は順調に進んでいる様子です(笑)。そんなわけで、原作者の稲葉さんにお話をうかがってきました。


──まずは現在の心境をお願いします。

稲葉 12月4日は朝からテレビやネットでもたくさん紹介されていて、びっくりしました。見ていた友達がたくさん連絡をくれて、一緒に喜んでくれて、嬉しかったです。

 もちろんストーリーは「いい話」ではないんだけど、映画化されたことで一区切りついたなと実感しています。逮捕されてからも、拘置所で自殺未遂事件を起こして、法廷で本当のことを話す気になって、出所して仕事をしながら本を出すことになって......といろいろありましたから。とりあえず事件に対しての「決着」になったのかなあと思っています。

 自分自身の問題でもあるんだけど、全国の警察で不祥事が減らないのは、道警のような厳しいノルマ主義や出世しか頭にない幹部の存在が原因だと思う。心が荒廃するんです。そういうことも読み取ってもらえれば嬉しいですね。

──監督や主演の綾野さんとはどんなお話を?

稲葉 監督も綾野さんも礼儀正しくて、感じいい人でしたね。綾野さんには「オレみたいな悪役を演じてもいいの?」って聞いたら、「悪役をやりたがらない役者もいますけど、それは(プロとしては)違うと思うんですよ」って、熱く語ってくれました。

 撮影のために体重をコントロールしたり、柔道のせいでつぶれた耳の特殊メイクをしたりと、役作りもいい感じです。あと、綾野さんの公式コメントに「この作品は、私が来年出演する映画の中でも、もっとも衝撃的で愚かで愛おしい、何物にも代えがたい問答無用の最狂最愛物語です。皆様、どうか、一人の男の人生を目撃ください」と言ってくれたのには、涙が出ました。理由は......わかんないですけど。ぜひ皆さんも目撃してください。

──カメオ出演もあるそうですが?

稲葉 現場に行った時にカメラが回ってたけど、カットされるかもしれないじゃない(笑)  撮影はもう終わってて、来年の2月にできるから、見るのがとっても楽しみです。

──スポーツ報知の甲斐毅彦記者は、「綾野さんよりも稲葉さんのほうがオトコマエ」って、書いてましたが?

稲葉 そんなわけない(笑) 綾野さんのほうが断然イケメンです。

──原作の『恥さらし~』は品切れのようです。

稲葉 そのうち出てくるでしょうから、ひとまず『警察と暴力団 癒着の構造』(双葉新書)を読んでおいていただければと思います。こちらにもヤラセ捜査や泳がせ捜査という名の犯罪について書いています。130キロの覚醒剤と2トンの大麻を国内に流出させた共犯者の上司はまだ現職ですし、道警は懲りてないんですよ。ちなみにこの上司の名前から「OK商事」というペーパーカンパニーを作っていますが、詳しくは本を読んでください。


「日本で一番悪い奴ら」の公式サイト
http://www.nichiwaru.com/
ツイッター
https://twitter.com/nichiwaru
フェイスブック
https://www.facebook.com/nichiwaru/


綾野さんと白石監督の公式コメントはこちら。

【綾野剛 コメント】
始まってしまう。情報解禁というだけで、武者震いします。
実話を元にした白石和彌監督作品「日本で一番悪い奴ら」通称〈日悪(ニチワル)〉が、少しずつ皆様に近づいている。まるで獲物に狙いを定め、ギリギリの極致まで爪を見せない何物のように。何かのプレイのように。
白石和彌監督との出会い、撮影現場、過ごした時間は、私の役者人生に無二の影響を与えて頂きました。この作品は、私が来年出演する映画の中でも、もっとも衝撃的で愚かで愛おしい、何物にも代えがたい問答無用の最狂最愛物語です。皆様、どうか、一人の男の人生を目撃ください。

【白石和彌 コメント】
綾野剛という稀代の映画俳優と共に粉骨砕身して取り組みました。一人の人間の半生を描くことが、これほどまでに困難で苦しく、そして極上の輝きを持つものかと驚嘆しています。それもこれも全ては綾野剛!
苦く哀しく、どうしようもなく楽しい極上のエンターテインメントになっています。楽しみにお待ち下さい。


(取材・文 吉原美姫)