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死んじゃうくらいなら飛び込んでみろ! 現代の駆け込み寺が上野にあった!!

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世界有数の豊かな先進国である日本は、世界有数の自殺大国でもある。なかでも20~40代の青年男性の死亡原因のトップが自殺なのだとか。失業、貧困、精神的抑圧etc......そんな社会からの重圧に、ひとりで立ち向かうのはあまりにも無理ゲーすぎる。思いつめる前に、現代の"駆け込み寺"へGO!ですぞ。


現代社会に実在する駆け込み寺とは


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wikipedeia「上野」より引用(リンク

 一人の元極道が東京は上野にいる。男の名は中村悟志。今年、40歳になる彼は、台東区に飲食店をいくつも構えるライフメイト代表取締役である。

 30歳まで極道一筋に生きて来たのだが、最後の刑務所務め直前に組織と自分との方向性に違いを覚え、指をちぎって組織から脱退し、刑務所務めに入ったという中村。

 出所後、多くの組織から誘いを受けるが、極道社会から足を洗う事を決め、自らの部下数名を引き連れ地元兵庫から上京。そこで、風俗の帝王と呼ばれていた一人の会長O氏と出会う。O氏は、全盛期に都内64店舗の風俗店を構える業界の大物だった。だが、中村と出会った頃は、64店舗まで進出させていた風俗店も、警察などの厳しい取り締まりで追いやられていき、上野界隈に数店舗を残すだけとなってしまっていた。

 中村はO氏に師事した。寝る間を惜しんで店に立ち、休日をすべて返上して働いた。そんな中村の働きにより、O氏のグループはどんどん盛り返していった。中村自身も働き始めてわずか3ヶ月で店長に昇進。さらに3ヶ月後には、手取り25万円スタートだった給料が100万に届いていたという。

 生活水準も上昇していき、上京当時ワンルームマンションに部下4名との共同生活が、5年で一軒家を購入することができた。

 そして、O氏のすすめもあり、独立を果たした中村は、自らの会社であるライフメイトを設立。現在は事業に取り組むかたわら、元極道や元受刑者の受け皿として、更生活動に尽力している。そんな中村の素顔に迫った。