>  > 絶縁という名の封印から解き放たれるのか!? あの「三島組」復活の噂を追う
日本の裏社会で今、なにが起ころうとしているのか?

絶縁という名の封印から解き放たれるのか!? あの「三島組」復活の噂を追う

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渡辺芳則山口組五代目組長が興した組織、健竜会。相談役として中野太郎(のちの中野会会長)、副会長の桑田兼吉(のちの三代目山健組組長)、太田守正(のちの太田会会長)という、そうそうたるメンバーと並び、同会で最高顧問を務めていたのが、三島敬一・三島組組長(本部/大阪市西成区)である。「日本最強の四次団体(山口組山健組内健竜会三島組)」と呼ばれ、二次団体にも引けをとらない戦闘力を誇っていた三島組だったが、2005年に絶縁処分を受け、解散してしまった。その三島組が復活するという衝撃の噂をききつけ、R-ZONE取材班は西成に飛んだ。


取材班は一路、大阪を目指した


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三角公園

 六代目山口組分裂後、裏社会でずっと囁かれていた噂があった。それは「あの三島組が、西成に帰ってくるらしいで~」というものであった。そこでR-ZONE取材班はその噂の真偽を確かめるべく、急きょ大阪は西成区へと向かった。

 取材班はまず関西の暴力団関係者A氏と接触、その人物からさらに「関西の裏社会、とくに西成に強い情報通」という人間を紹介してもらった。ここではその情報通氏を仮にX氏と呼ぶことにするが、X氏はいくつもの暴力団組織を相手に"ブローカー"のような仕事をしており、そのおかげで複数の暴力団組織から情報が入ってくるということだった。

「ワシが三島組の復帰話を聞いたのは10月16日のことですねん。そこからはずっと西成に潜ってまんのや(X氏)」

 もっとも噂自体は、その少し前からささやかれていた。事実、週刊誌の報道などでも「現在、三島敬一元組長が暮らしている熊本に、元三島組組員が多数集まっている」というものもあった。だが、その時点では、まだこのような声が上がっていたのも確かだ。

「ワシ個人としては、(三島組の)復帰の目はないやろ、思てます。復帰させて、六代目山口組とのケンカが終わったあとはどないすんねん、いう話ですわ。立ちいかんようなるんとちゃいますか(前出のA氏)」

 三島組のことを「どんな人数が多い組織、山口組内で序列の上の組織相手でも『三島じゃコラ~』で一歩も引かないイケイケの人間が多かった」「究極のケンカ集団」と評するA氏は、法の縛りの厳しくなった現在でそのスタイルを維持していくのは難しいのではないか、と危ぶんでいるようだった。

 別の暴力団幹部B氏も同意見だ。

「処分されてもう十年経ってんねんで。おもだった人間は、もう他の組織で幹部になってるのも多いし、だいいち今更、人集まらんやろ(B氏)」

 どちらも頷ける意見である。旺盛な戦闘力を誇る元三島組の組員たちには、解散直後、大小様々な組織からスカウトが来たという。そして現在では、移籍した先の組織で最高幹部におさまっている者も少なくない。そんな彼らが現在の地位をなげうってまで、新生・三島組に馳せ参じるというのも、確かに現実的な話ではないように思える。

 それが、X氏によれば、10月16日に三島組の復帰が"正式に決定した"というのである。