>  > 校長のアカウントをハッキングした洲本市立中学校の男性教諭が盗み見たメールの文面は
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校長のアカウントをハッキングした洲本市立中学校の男性教諭が盗み見たメールの文面は

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勤務先の中学校長がやり取りしていたメールを不正に閲覧したり、添付の文書を無断で第三者に送付したりしたとして兵庫県教育委員会は25日、同県洲本市立中学校の男性教諭(57)を停職1カ月の懲戒処分としたと発表しました。教諭は盗み見たメールの文面で、自分の評価が低かったとして、市教育長に訴え出たことで不正アクセスが発覚しました。教諭は「パスワードが簡単で興味本位で見ていた。軽はずみな行いと知りながらも見続けてしまった」と話しているそうです。


のぞき見はクセになる


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写真はイメージです

 市の教育長に直訴したばかりに校長に詰められ、不正アクセスをすんなり認めてしまった男性教諭。なんたるツメの甘さであろうか。不正をする以上、どんなにバレバレであっても言い張る、という胆力はなかったのであろうか。

 3年ののぞきが停職1ヶ月で済んだのであれば、一見ラッキーにも思えなくもないが、実際のところ同じ職場に復帰するのはまず無理であろう。

 そりゃそうだろう。周囲の白い眼に耐える事が出来るか。のぞきや盗み見というものは、印象として、いやらしさがつきまとう種類のものであるし、信用性にも大いに欠ける。お喋りな教師などは、生徒にも話しているかもしれないし、そんな中で元の教壇に立つ事は出来ないであろう。

 結局、自分に対する校長の人事評価は、間違っていたのではなく、正しかったと言わざる得ない。「こういう事をするから評価が低いのだ」と言われても文句言えまい。

 ただ、この男性教諭に限らず、見てはいけないものを、その自戒を破り見てしまうと、歯止めが効かなくなる事があるのも事実だろう。その現象が一番あらわれやすいのが、携帯電話ではないだろうか。夫婦間、彼氏彼女といった男女間で、一度相手の携帯電話のメールなどをのぞき見して、浮気のキーワードになりそうなものを発見した日には、もうチェックしないと気がすまなくなってしまうのではないか。

 そして、チェックした側の行動であるが、大きく分けると2種類に区別されると思う。一つは、男性教諭のように、怒りに任せ後先考えず打って出てしまうタイプ。もう一つは、なんらかの確証を掴んでも、時期がくるまで公にせず、平静を装うタイプ。

 ......どちらが不気味であるかといえば、間違いなく後者であろう。男でも女でも、腹に一物もっているクセに、それを微塵も表に出さないタイプほど、嫌なものはない。

 今回は、そんな後者に属する人のお話である。