>  > 愛知県春日井市のラーメン店で深夜、従業員が襲われて売上金を奪われた
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愛知県春日井市のラーメン店で深夜、従業員が襲われて売上金を奪われた

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9月24日の朝、愛知県春日井市のラーメン店「うま屋ラーメン春日井朝宮店」で店員の男性2人が倒れているのを配達業者の男性が見つけ、病院に運ばれましたが1人が死亡しました。死亡した男性は男性は、頭を鈍器のようなもので複数回殴られた痕があり、店内には荒らされた形跡もありました。警察は強盗殺人事件として捜査しています。


重罰だと知られている強盗殺人がなくならないのは何故?


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犯行現場となった「うま屋ラーメン春日井朝宮店」 ©google 2015

 そもそもタクシー強盗なんかにしてもそうだが、ラーメン店に大金が置いてあると思っているのだろうか。その日の売り上げと釣り銭以外、置いてある訳がない。

 どういう心理が働いて、銀行などではなくラーメン店に押し入ったかしらないが、働いている最中に、招かざる客の侵入により命を絶たれた人の無念は、計り知れない。

 無論、強殺で捜査本部がたっている以上、この罪名で犯人が逮捕、起訴されれば、二度と娑婆の土は踏めぬであろう。裁判の流れによっては、死刑判決も考えられるほどの重罪だ。

 だが、いくら犯人が死刑になっても、それで奪われた命が戻ってくる事はない。犯人が死刑になろうが無期になろうが、殺された人は、もう二度と生き返る事はない。

 怨恨と違い、金目的の犯行は、いつどこで誰が被害者となるかわからない分、そこに恐怖が宿る。

 強盗殺人犯は逮捕されれば死刑もしくは無期が待っているという事は一般的にも広く知られていると思われるが、それでも狂気の歯止めとなっていないのであろうか。少しでも理性があれば、躊躇わずにはおれない処罰のはずだと思うのだが、こういう事件が後を絶たない。

 そして、歯止めにならないのであれば、再考の余地はあるかもしれない。いずれにせよ事件の早期解決と犯人の逮捕を願うばかりである。

 ところで、この事件からは少し離れるが、今回の事件同様、私のやっていた飲食店でも従業員が倒れているのを配達業者が見つけた事があったので、その話を書いてみたい。