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ネット探偵・コウノモトウの「噂の東京パトロール」第11回

「カレーライスの具を守るための戦い」の巻

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東京の繁華街を、誰にも頼まれていないのにプライベートで警備し続ける男、コウノ。四十代無職、住所不定。趣味は「カネになりそうなものを拾うこと」。
このコーナーは、そんな彼による私的パトロール活動の貴重な記録である。
TOKYOの平和は、実はこの男のおかげかもしれない。(R-ZONE編集部)


経済原理の末端から戦っている男・コウノ

今週のパトロール
「ミッシー」

●情報
・ミッシーは、体長30センチほどの巨大なネズミのような生物らしい。
・農作物への被害などが報告されており、害獣として認識されていた。
・日本では、葛飾区の水元公園の他に埼玉県の一部の地域でも生息が確認されている。

 それにしても、ミッシーとは、ネス湖のヤツの5000番煎じみたいなネーミングではあるが、近辺ではミッシーによる農作物の被害が報告されているという情報もある。このままミッシーを野放しにしてしまえば農作物の値段高騰→金持ちしかマトモな食事ができない→貧乏人の主食は雑草。という最悪のシナリオが懸念される。貧乏人の食卓を守るためにもミッシーを殲滅せねばなるまい。カレーライスの具が雑草のみ。と、ならぬためにも葛飾へ向かわねばなるまい(丸腰で)。


コウノは葛飾に向かった

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 最寄りの金町駅から水元公園へ徒歩で向かう。



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 テレテレ歩くこと20分、水元公園に到着。



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 そのまま公園内をテレテレ歩っていると、1日のうち23時間が「ヒマ」で構成されているであろう地元民とおぼしき老人2人組に遭遇。事情聴取をおこなってみる。



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「ヒマすぎて死にそーですか?それとも、ヒマとか関係なく死にそーですか?」










と、イヤミのひとつでも言ってやろーかと思ったが、「この公園にミッシーっていう巨大ネズミが出没するって情報があるんですけど、目撃したことってあります?」と、極めて紳士的に質問する。

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老人A「あー、見たことあるよ。50cmぐらいのヤツ」











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老人B「いや、7、80cmあるよ!」











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老人A「いやいやいやいやっ!」









老人たちの論争が勃発したので退散。

老人情報によると「川の土手で目撃」「出入りしているような穴が開いていた」とのこと。
とりあえず、現場へ急行してみたが、ミッシーも「穴」も見当たらなかった......。
カレらは白昼夢を見ていたのかもしれない、と、ボンヤリ歩いていたら50cmぐらいの物体を発見。



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 トリだった......。

 とりあえず、ミッシーは出没するようだが、老人たちの様子からして、この地域の食料事情は深刻ではないだろーな、ということは現地確認できた。(むしろ、農作物を荒らしているのはカレらではなかろうか)という疑念がなくもない。

 だとしたら、守るべきはミッシーのほうではなかろうか......。

 結論としては、ドチラも守りたくない。
 

(取材/文=コウノモトウ)

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いい"情報屋"を雇ってらっしゃいますね(編集部)