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元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

「一生、刑務所の中で"しぇしぇしぇのしぇ~"しててくれ」と元極道が深い溜息

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隣人切りつけ しぇしぇしぇ男「薬物の売人全員捕まえてくれ」 FNN news.com(リンク

隣人切りつけ しぇしぇしぇ男「薬物の売人全員捕まえてくれ」
FNN news.com 08/26 00:47
 東京・世田谷区のマンションで、危険ドラッグを吸引して、隣人女性を切りつけ逮捕され、「しぇしぇしぇのしぇー」など、意味不明な供述をした無職の田中勝彦被告(32)が、25日に開かれた裁判に、肩まであった長髪を丸刈りにして出廷した。

 田中被告は被告人質問で、女性検察官をにらみながら、「薬物を使っていなかったら、事件を起こしてないもん」と興奮して述べ、被害者への思いを聞かれると、「被害者のこと、わかるわけないじゃない。質問、間違えてるよ」と、検察官を挑発した。
さらに「更生したいに決まってんだろ。ふざけんなよ。いい加減にしろよ。薬物の売人全員捕まえてくれよ」などと声を荒らげたため、弁護人から落ち着くよう、たしなめられる場面があった。

 その後の論告で検察側は、薬物を熟知し、暴力的になる認識があったのに、安易に使用したと指摘し、懲役2年6カ月を求刑した。

 弁護側は、犯行時は心神喪失だったとして、無罪を主張している。(後略)


この男、たったの2年半で社会に戻していいのか?

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wikipedeia「裁判員制度」より引用(リンク

 検察官の求刑がわずか2年半。

 隣人の女性の恐怖心を考えれば、あまりにも「安すぎる(軽い)」であろう。

 これならば裁判にかけ刑務所へ行かすより一生社会復帰不可能な隔離された精神病院に放り込んだほうがよいのではないか。

 ハーブ(危険ドラック)の効果が切れた状態でも、法廷内で検察官に対し、反省の弁を口にするどころか奇行とも受け取れる暴言を吐いてるような者が、たかたが2年半の懲役で生まれ変わったように更生できるとはとてもじゃないが思えない

 被害にあった女性は精神的のダメージだけではなく、この田中のせいで金銭的にも負担が出ているいるはずだ。

 そりゃそうだろう。事件現場となったマンションに事件後も住める訳ないであろうし、その費用や警察官や検察官、まして田中が出してくれる訳でもない。

 論告求刑を田中に言い渡した女性検察官が同じ犯罪被害にあっていれば、2年半の求刑では済まさなかったはずだ。

 検察官の求刑を上回る判決も十分考えられるが、それでもたかだか知れているのであるまいか。

 女性が被害者になった事件を女の検察官や裁判官が担当した場合、普通は必要以上に高い(重い)年数の求刑や判決が出るのが通例のはずなのに、今回に限って何故にこのような安い論告求刑になったのか、全く解せない。あれだけ世間を騒がせたにも関わらず、だ。

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写真はイメージです

 田中のようなおかしい思考回路の持ち主が刑務所へ収容された場合、始めこそ一般工場へと配役され集団生活を送らせようと刑務所側もチャレンジ?するだろうが、結局いくつか工場をたらい回しにしてみて、集団生活困難と診断?し、独居拘禁にするのがオチである。

 だが、そうなる事で、人との接触がほぼ遮断され、更生どころかおかしな思考回路に拍手がかかり、余計おかしな田中になる可能性が充分高い。

 そして出所後、次なる凶行に走ってしまうのだ。

 せめて、ハーブの効力が抜けた現段階で打って変わったように別人となっていればまだしも、法廷でのやり取りをニュースで聞く限り、ハーブによる一時的な錯乱というより田中自身の持って生まれた本来の性質であるような気がしてならない。

 被害者感情を考えても、田中は2年や3年で社会に帰していい男ではない。

 田中は、世間に対して身勝手な恨み妬みを宿してる人間の部類に見えるし、そういう人間独特の、人として大切な感情がどこか欠けているように、法廷での暴言から見受けられた。

 今回は幸いにして、命こそは奪われなかったが、田中は出所後、第二第三の被害者を生み出す可能性を充分秘めている。

 それを、検察や裁判所は理解しているのだろうか。奴は野に放っていい人間では決してない。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。