>  > 寝屋川市「中1 殺害事件」の容疑者・山田浩ニに元極道が引導を渡す
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

寝屋川市「中1 殺害事件」の容疑者・山田浩ニに元極道が引導を渡す

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テレビ、ラジオ、新聞はかならずしも事実を報道しているとはかぎらない。それは「嘘」を伝えているということではなく、都合の悪い情報をあえて伝えないことで世論をある特定の方向に誘導しようとしている可能性もある、ということである。そこで過去に何度もテレビ、ラジオ、新聞で「報道された側」(笑)であり、報道と事実のギャップを身を持って知っている男でもある元ヤクザ、現在作家の沖田臥龍に、「ニュースの読み方」を指南してもらう!

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容疑者、雑談にも応じず完全に黙秘 こう着状態に テレ朝news(リンク

容疑者、雑談にも応じず完全に黙秘 こう着状態に
テレ朝news (2015/08/25 17:17)
 中学1年生の平田奈津美さん(13)と星野凌斗君(12)が遺体で遺棄された事件で、逮捕された山田浩二容疑者(45)の身柄がある大阪府警から最新情報の報告です。(中略)山田容疑者は、食事もしっかりと取って、取り乱すというようなこともありませんが、肝心の調べでは雑談にも応じず、完全な黙秘というような状況です。逮捕当初こそ、死体遺棄について否認したうえで「車には連れ込んだ」というような話もしていましたが、捜査関係者によりますと、数日前に山田容疑者の弁護士が決まり、その面会を受けて以降、現在のような黙秘に転じたということです。(後略)


この怪物の更生は無理だ


 あえて乱暴な表現を使用してしまうが、この男の罪は絞首刑くらいではつぐなえないであろう。

 怨恨があった訳でもない、見ず知らずの幼い少年少女の未来を奪ってしまった罪は果てしなく重い。

 そろそろ死刑制度にも、従来の絞首刑とは別の「特例」のようなものを導入するべきではなかろうか。今回のような残虐非道な事件には、その特例措置での死刑をもって執行にあたり、凶悪犯罪の歯止めにあてるべきではないのだろうか(私のような者が言うのもおこがましい話かもしれないが......)。

 昔、私が世話になった刑務官が、懲役の中で精神を崩壊させ全く官のいう事をきかない者達を指して、このような事を言っていた。

「結局、甘えとんねん。あんなもん昔みたいにどつき上げてええ時代やったら一発でピシャッとさせれるけどな。今の懲役なんか、なんべん来たかて、更生なんかできるかいなっ」

 その刑務官は空手を嗜んでおり、懲役達の間でも恐れられた存在だった。


 言うまでもなく、人権は尊重されるべきである。だが、もう手遅れな人間もこのように生まれてしまっているではないか。

 私は何も過激な発言に終始したい訳ではない。無惨に殺(あや)められた2人の無念や、2人のご遺族の感情からすれば、この男の身体は殺しても殺し足りない身体のはずだ。それを考えれば、現行の制度では補えない気がしてならないのだ。

 願わくば報道番組においても横並びで同じ論調ばかりを流すのではなく、もっと様々な意見を戦わせてもらいたい。なかには暴論や極論を唱えるようなコメンテーターを出すテレビ局があってもいいのではないか。いつかはそちらのほうが国民の賛同を得るかもしれないのだ。そうやって「ひどい」「許せない」ばかりではなく、どうすればこのような怪物を再び生み出さない社会にできるのか、真剣に考えていくべきだろう。

 でないと、子供を持つ親達は皆、気が気でない。





沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。