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工藤明男コラム

発売から2週間、いまだに世間の関心は高く......

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僕の本の場合は────

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『いびつな絆 関東連合の真実』(宝島SUGOI文庫)

 僕の本の場合は芸能界の人間が触れたがらない内容が多く含まれていたからか著名人の発言が少なかったが、『絶歌』はここぞとばかりに発言する著名人が多い。「読まない」と言おうが、嫌悪感を伝えようが、著名人がコメントすれば話題となって一般読者の興味関心は逆に煽られる。

『いびつな絆』の場合は現在進行形の事件の核心に迫った内容だったために一時的に盛り上がり、見立くんだけが国外逃亡して共犯者の判決が出ると、潮が引くように世間の注目は下がっていった。

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『破戒 関東連合少年編』(宝島SUGOI文庫)

 太田出版は、6月11日に初版10万部で刊行した神戸連続児童殺傷事件の加害男性「元少年A」の手記『絶歌』を5万部増刷する。取次搬入日は6月25日。同社は「書店からの注文がある限り、増刷は今後も検討していく」と話している。『出版業界ニュースフラッシュ 2015年6月第3週』ITmedia eBook USER(リンク


 これは『絶歌』関連本の出版ラッシュが来るな。




サムネイル画像は『出版業界ニュースフラッシュ 2015年6月第3週』ITmedia eBook USERより


(次回の掲載は午後7時です)





元関東連合幹部、大ヒット作『いびつな絆』著者である工藤明男ならでは視点で元少年A(=酒鬼薔薇)の『絶歌』を読み解く!

第一回 工藤明男から見る六本木クラブ襲撃事件と神戸連続児童殺傷事件の違いとは? はコチラ
第二回 僕も元「少年A」だった・・・工藤明男が「絶歌」をとりまく現象を思う はコチラ
第三回 元少年A『絶歌』出版における、それぞれの視点と客観性 はコチラ
第四回 『絶歌』騒動をめぐって──工藤明男がダウンタウン松本に感じた違和感 はコチラ
第五回 工藤明男が語る「酒鬼薔薇事件を担当した元判事の意見は浮世離れしている」 はコチラ
第六回 社会に波紋をなげかける本を出版する、ということの意義と弊害 はコチラ
第七回 元少年Aに顔を本名を晒せというのは大衆が「リンチして殺す」ため? はコチラ
第八回 太田出版周辺には常識のある「大人」は誰もいなかったのか はコチラ
第九回 医療少年院の矯正教育についての検証をどなたもされないようですが はコチラ
第十回 明石市市長の「不買」発言は政治的圧力でも言論の自由への干渉でもない はコチラ
第十一回 外野がすべきこととそうでないこと、そしてやってはいけないこと はコチラ
第十ニ回 著名人、芸能人のコメントなんてなんの意味もない はコチラ
第十三回 僕からしてみれば、どっちもどっちなわけで はコチラ
第十四回 『絶歌』は元少年Aの「精神崩壊の危機感」が生んだ産物なのか はコチラ
第十五回 ノンフィクションとして出版することが正解だったのだろうか彼も僕も はコチラ