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FtM琥太朗のYARICHINダイアリーズ 第5回 新宿で逆ナンしてきたオンナ完結編

新宿で逆ナンしてきたオンナ編⑤「お姉さんは際限なくイキ続けて」

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前回までのあらすじ
 1992年春、新宿東口で謎の美女に逆ナンされたFtMの琥太朗は、女に誘われるまま大久保のホテル街へと足を向ける。年上女性のベッドテクニックに骨抜きにされる琥太朗だったがだが、お姉さんの一言で発奮、防戦一方だった琥太朗の逆襲が今はじまる!

編集部から
FtMとは、Female(女性)to Male(男性)の略称で、ひらたくいうと「身体的には女性に生まれついたけれど、自分は男性である、と思っている人」のことです。水商売で働くオナベさんも広い意味ではFtMに含まれるそうですが、オナベ=FtMというわけではありません。水商売以外で働くFtMもいっぱいいるし、なかには同僚にFtMと気がつかれていない人もいます。他の社会と同様、真面目に働くFtMもいれば、そうでないFtMもいるし、モテるFtMもいれば、非モテFtMもいるのです。この連載では、現在トラック運転手として働く琥太朗が、これまでいかにして女性を食いまくってきたのか赤裸々に告白していきます!


そしてお姉さんは街に消えていった

 お姉さんは全身を痙攣させ、立て続けに何度も何度もイっていた。

 だが、そんなことではオレはお姉さんを許さなかった。さらにクリトリスを吸いながら軽く歯を立てる。

「いいいいィィー! あああああぁぁーッッ!」

 お姉さんは相変わらず言葉にならない声を発しながら、頭をいやいやさせながら下腹部から押し寄せてくる快感の波に飲まれていた。オレは次第に強くなるお姉さんの腕の力に負けじと頭を引いて、顔全体で上下左右とオマンコ周りを動かしていった。さらに強弱をつけてクリトリスや小陰唇を吸引してやると、お姉さんはより一層頭を振り乱し、腰がこれでもかというほど上に反っていった。

「まだ入れてもいないのに、こんなにイッちゃって、お姉さん溜まってたの?」

 オレはお姉さんの陰部から少し顔を離して、クスッと笑いながら言った。

 でもお姉さんは、オレの言葉も耳に入っていないようだった。何度も何度もイキ続けたせいで息も絶え絶え、目の焦点も合わなくなっていた。

 オレはそんなお姉さんを見ながら満足感と(やり過ぎたかな......)という不安とが入り混じっていた。

 この時点でゆうに休憩時間は過ぎていた。まぁオレには関係ないが、優しいオレは一応お姉さんに確認した。

「お姉さん、時間大丈夫? もう大分時間経ってるけど...」

 お姉さんは肩を上下させながら荒い息をしていたせいか、まともに話せないでいた。

「だっ...だいじょうぶぅ......だって...まだ...先があるんでしょぉ...」

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 かなり貪欲なお姉さんだ。

 普通ここまでイキ続けたら体力をかなり消耗しているはずだが、今よりももっと先の快感が欲しいのだ。確かにまだ挿入はしていない。まぁチンコがあるわけじゃないから、挿入といってもマイ指になるのだが、それこそオレの真骨頂だ!

 お姉さんがお望みの快感を味あわさせてあげようじゃないか!

「オナベくんとセックスするの初めてだったけど、ハマっちゃいそうだわ」

 お姉さんは際限なくイキ続けて、オレも初めて女性に身体を弄られてイってしまった。そして一晩中寝ることも忘れ、快感の渦に身を委ねていた。

 そして2人ともクタクタになってホテルを後にした。そしてお姉さんはオレに10万円のお小遣いとお店の名刺に自分の電話番号を書いて渡した。

 「いつでもいいから来て。お金の心配はしなくていいから。」

   

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 しばらくしてお姉さんからもらった名刺の店に行ったのだが、お姉さんはいなかった。

 店のボーイにウソを付いて姉弟だと言って、「姉と連絡が付かなくて困っている」と話したら、ボーイは少し困った顔をして「しばらく休んでいるし連絡も着かなくて、こちらも困っている」と話した。

 その時オレはふっとお姉さんが話していたことを思い出した。「ストーカーされている」と言っていたのは、おそらく本当の事だったのだろう。

 そして、もしかしたらストーカーに何かされたかもしれないとも思ったが、オレが関わる話でもないので黙って店を後にした。(完)


(終わり)

   

kotaro_profile04.jpg著者も愛用の男性ホルモン


琥太朗(こたろう) エイプリルフール生まれ。おギャーッと生れてきたは良いが、母親の腹の中にチンコを忘れてきてしまった先天性FtM(性同一性障害者。女→男)。父親の強烈な女好き遺伝子をきっちりと受け継ぎ、10代後半からその才能を開花させる。現在はホルモン注射のみの治療だが何一つ不自由なくFtMとしてエンジョイライフを送りつつ、トラック運転手として日々荷物と格闘している。