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【R-ZONE札幌】ススキノ☓☓体験記

わたし、ボッタくられてきました・・・ススキノキャバぷちボッタ後編

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 焼酎水割りに使う普通の氷が別料金という衝撃の案内をされ、ぼったくり臨戦態勢に入った私は、非常事態に備えクレジットカードを靴下の中に隠したところまでが前回のお話

近くて遠いおっぱい

 ぼったくり臨戦態勢には入っているのだが、楽しめることは楽しまないと。ここはキャバクラ(本州で言うところのセクキャバ)。
 
 おっぱいを触らないとはじまらない。
 おっぱい吸わないとはじまらない。
 だって、キャミソール風の薄い布を着た女の子が目の前いるんだもの。
 露出面積の方が多いんだもの。
 触らない方が失礼にあたる。
 おれ、ジェントルマン。

 私は、躊躇することなくおっぱいに手を伸ばす。

 その瞬間、

「パチーンッ!」

 誰かが私の手を叩いた!

 もう2015年だよ!と突っ込みたくなるような、ひと昔前に流行ったようなユーロービートが、大、大、大音量が流れる店内に、おっぱいを触ろうとした私の手を叩く音が響き渡る。

 女の子がおっぱいを触らせてくれないのだ。私の手をはじくように叩き邪魔をする。

 決してユーロビートに合わせてパラパラを踊ろうとして、手を伸ばした訳ではない。確かに、一緒に来ている友人はスーフリの和田さんの様な冴えない長髪だが、私はただおっぱいを触ろうとしただけ。違う意味でナイトオブファイヤーしたいだけ。

「おさわりは別料金だから」

 女の子の乾いた声がまた店内に響く。

 大音量で流れるユーロビートより、乾いた女の子の声の方が響く。たぶん響いているのは私の脳内にだけだろうとは思うが。

 近くて遠い国、おっぱい。

 こんなに近くにおっぱいがあるのに、遠くに感じるおっぱい。このお店でスケベの38度線を超えることは容易ではないということだ。

 ここまで来ると、この普通ではない状況に、店内に流れるユーロビートのBPMより、私の心臓の脈打つスピードの方が明らかに早くなってきている。冷静を装い対応しているつもりが、体は正直。ビビって反応しているのだ。

お会計の瞬間がやってきた

 私は焼酎を、女の子はお水を飲みながら、「昨日の天気」、「今日の天気」、「明日の天気」のどうでもいい天気の話をコンボでかましながら、時間をやり過ごす。60分1セットと案内をされていたのだが、まだ店員から延長の打診やお会計のお願いなどは来ない。こちらも、入店時間を正確に見ていた訳ではないのだが、60分は過ぎているとは思う。やばいぜ。

 そこでお会計をお願いすることに。

 店員が伝票を持ってやってくる。

 高まる緊張感。

 店内に響くミッキーマウスマーチ(ユーロビートver)。

 ハイスピードで脈打つ鼓動。

「お会計は・・・・」

「お会計は・・・・」

 正の字がいっぱい書かれた伝票に目をやる。

「¥32,000也」
ハイ、来ました! さんじゅうにまんえん!!!!!

......いや、違う、3万2千円だ!

 うん、払えるよ。それだったら払えるよ。なんだよ、もっとぼったくられるのかと思ったよ。

 合計32,000円ってことは一人16,000円。

 うん、払うよ。会計でもめて、裏からミナミの帝王の広瀬はんみたいな人が出て来るのイヤだよ。

 一人3500円のつもりで入店したので、一人16,000円なのだから、そりゃぼったくりには変わりがないのだが、もう、ものすごい覚悟してたからお得に感じるこの魔法!

 しかし、もう二度と客引きにはついて行かないと心に決め、お店を後にしたのだった。

 その後、お口直しで行ったヘルス(優良店)で、キャバで隠したクレジットカードが靴下から出てきて、女の子から怪しまれたのは言うまでもありません!


(取材/文=近藤ろびお)

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通報をためらわせる、この「生殺し」感。ススキノのボッタは一味違う!?