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報道ステーション打ち切りか? 不正に流れた製作費の行方

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 長寿ニュース番組「報道ステーション」が打ち切りになるという情報がある。その理由はディレクターが自殺した事での風評と制作体質の悪化とも言われているが、本当のところはそれだけではない。実は番組制作資金の流用先の「摘発」にあるのではないかという見方も強い。

赤坂の韓国クラブに流れた製作費

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 本番組は、有名司会者も所属するA社が制作費をテレビ局から得て制作している。A社がいくらの制作費で引き受けて実際にいくらを制作費として使ったかはA社とテレビ局の勝手だが、A社に入った金の一部が、個人投資というかたちで東京・赤坂の韓国クラブの開店資金やその運転資金にあてられていたのである。

 この韓国クラブは、赤坂でも最大規模で、名義人経営者の韓国人女性とは別に裏で実質経営をする別の韓国人女性がいた。

 業界では、名義人経営者を小ママ、裏の実質経営者を大ママと呼ぶ。大ママは若い頃から赤坂では名の知れたホステスで、何度も警察や入管の摘発にあっているため、この店を開店する際に、自分は大ママとなって、小ママを雇った。

 店は、韓国から来た資格外活動の違反ホステスが多かったが、他店よりも平均年齢が若くて美人なホステスが多くて店は連日客で賑わった。客には元プロ野球選手やテレビでもお馴染みの顔ぶれもいて評判の店だった。

 この大ママがこの店を出店する際に、古くからのパトロンとして出店資金を渡したのが報道ステーションでお馴染みのA社のS社長だったのである。

暴力団関係者との金貸業へと事業展開するママ

 赤坂には韓国政府関係者が来日時にお忍びで立ち寄る韓国クラブもあり昔から高級店として名が通っているがその店をも凌ぐ勢いでこの大ママの店は連日大盛況だった。

 違反ホステスだけでも常時30名以上が出勤するという無法歓楽場。資金を出したS社長もウハウハで、高級車で毎晩のように赤坂入りしていた。

 やがて大ママはS社長から更なる資金を調達して2店舗目の出店を計画。それと同時に赤坂に焼肉店の開店も目論んだ。

 また、赤坂で高利貸しを営む暴力団系の人物と組んで金貸業を開始。客は主に赤坂のホステスたちだった。この貸金の資金もS社長から流れていたという。ここまでで1億ぐらいの金がS社長から持ち込まれている。

 報道ステーションを支える正規スポンサー各社から言わせれば、いいねそれ、とはなかなかなりにくい状況ではないだろうか。

摘発にあうが名義人に罪をかぶせた「実質悪」

 そして、大ママの店は警察と入管の摘発にあった。その責任はすべて名義人経営者の小ママが背負う事になり、大ママはまんまと摘発の手を逃れた。

 が、しかし、S社長がこの店に深く関係していた事や大ママとのパトロン関係は周囲の関係者には明白であり、法的な処罰は逃れられたとはいえ「実質悪」という面での信用性は急低下した。

 特に暴力団系の高利貸しとのつながりを嫌悪する点に指摘する人物も多い。

 摘発時に一緒に摘発逮捕されていればすべてが公衆の目にさらされてしまうがうまく逃れたのであれば、捕まってないって事は悪くないって事ですよ、という日本にありがちな悲しい正当感覚により、大手を振り続けて歩いていたS社長だが、報道ステーションの打ち切り話が持ち上がっている。

 ディレクターも自殺している。

 自殺で言えば、赤坂で借金したとあるホステスが自殺に追い込まれていた事もある。

 ともかくS社長にしてみれば、赤坂で一生分の金はもう稼いだだろうから、今更、仕事がどうのというわけでもあるまいだろうし、報道ステーション打ち切り後もなんらかの番組制作に制作会社として関係していくことだから、報道ステーションのファンの気持ちは一切無視して自分のやりたいように今後もやっていくのだろう。
 

(取材/文=片瀬純友)