>  > なぜ約500人もの人間を拉致できたのか!? 北朝鮮による拉致の驚愕な"手口"

なぜ約500人もの人間を拉致できたのか!? 北朝鮮による拉致の驚愕な"手口"

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いまだ傷が癒えぬ日本人拉致問題

 北朝鮮による日本人拉致問題。政府認定の拉致被害者は17人。北朝鮮による拉致の可能性があるとされる特定失踪者は約470人とされる。トータルで約500人が北朝鮮によって拉致された範囲人数である。

 隣国の韓国でも北朝鮮による民間人の拉致が勃発しているが、その人数と比べても日本の約500人は決して少なくない。1970年代後半から80年代前半にかけて発生した「拉致」が現在でも人権問題と国政問題として取り沙汰される事はとても多い。

 拉致の方法といえば、よく耳にするのが「海岸近くで行方不明になった」である。特に日本海側沿岸で北朝鮮手配の工作船によって日本人が連れ去られたとされるストーリーが多い。

 それもあるだろうが、それだけで約500人もの人間が数年間に渡って連れ去られるはずがない。誰が通るのかも分からない海岸付近にたまたま通りかかった道行く日本人をいきなり捕まえて、沖合いに浮かぶ密入国船に乗せて、領海を突破する。

 こんな事を何年も続けられる程、北朝鮮の工作員たちはのん気な連中だったのだろうか? そして、日本の海岸警備はそんなにまで貧弱だったのだろうか?

 もっと効率のいい拉致方法がある。それは、病院の患者を拉致する、である。

"オイルショック"病院が北朝鮮に協力する理由

 拉致が最も活発に行われたとされる1970年代後半は、オイルショックの最中であり、言わずと知れた不景気経済時代だった。

 その当時の病院は、戦後間も無くに開設された病院も多く、その築年数からして、古い設備を新しい設備環境にするタイミング的時期でもあった。それをするには多額の資金が必要になる。マンションの修繕工事の何倍もの資金がかかる。

 がしかし、続くオイルショックによる不景気のせいもあって、その資金を保有している病院も稀で、要するに資金不足の病院も多かった。もちろん、儲かっている病院もあったが、単純に経営難の病院も少なくはなかった。

 既存しているパチンコ産業、風俗産業、及び、北朝鮮からの覚せい剤ルート等で日本経済の席中にいる北朝鮮関係人たちは更なる事業拡張も狙って、こういった資金繰りに困った病院に投資をする事も珍しくはなかった。

 その見返りが、拉致行動への協力である。