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余命少ない老人の土地が狙われている!! 福祉系団体トップに行政書士が就く理由

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福祉団体トップ兼行政書士のアルバイト

 近年、地方都市でよく見る「○○福祉会」や「○○長寿の会」。NPO化していたり民間団体だったりとその形態は様々だ。そこのトップ、つまり、会長や理事長のポストに行政書士が就いている事がある。行政書士という生業柄の社会的信用が背景にあってのポスト就任という事は言うまでもないが、その立場を利用して荒稼ぎを行っている会長や理事長も多い。

 その手口は、自身が行政書士という事がまず大きなポイントとなる。次に、その団体が、余命少ない老人たちの団体であるという事。つまり、相続事でひと儲けするのである。

 自分の死後、相続を巡って家族が険悪にならない様に生前からその準備を整えている人は少ない。しかし、その不安はある。そんなご老人に、第二の人生を充実させましょうという触れ込みで、福祉団体や長寿の会が発足。軽いサークル感覚で老人たちを勧誘して会員拡張するのだ。

 花見や遠足等のお決まりなパターン行事を繰り返しながら「ところで○○さんは相続準備はお済みですか?」と団体のトップが老人会員に満面の笑顔で擦り寄る。殆どの老人会員は、何の準備もしていないので、行政書士であり世話人とも云える団体トップを信用して「相続をお任せしたい」となる。

シルバー時代ならではの土地転がしテクニック

 ここまでは行政書士としての営業活動でしかないのかも知れないが、おいしい稼ぎ場はここから先に存在している。老人会員の中には、自宅敷地とは別に手付かずの土地を所有している人も多い。

 例えば、昔、畑だったが、息子夫婦は農業を継がなかったので、今は、元畑の荒地とか、息子の自宅用地にしようと思って裏山の土地を購入しておいたが、息子は東京でマンションを買ったので余地になっているとか。

 こういった土地について「相続させてもしょうがないですから、売却しましょう」と提案して新たなる土地転がしビジネスでひと稼ぎする。まさにシルバー時代らしい土地転がしの方程式。老人を金にするのがシルバービジネスのテーマなら、老人が所有している土地を売りさばくのがシルバー時代の土地転がしのセオリー。