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憂国我道会・山口祐二郎のひとりごと

在特会メンバー逮捕事件、渦中の"憂国我道会・山口祐二郎"激白

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 平成26年(2014年)10月25日、対立する団体のメンバーを殴るなどして「在日特権を許さない市民の会」(以下、在特会)を中心とする市民団体のメンバーが逮捕された。被害者は、在特会などのヘイトスピーチ(差別扇動表現)に反対する「憂国我道会」の会を含む2人。その渦中の人物である山口祐二郎氏に現場で何が起きていたのか、氏の側の視点で語ってもらった。


8月15日、飯田橋で何が起きていたのか

 私は憂国我道会という団体の会長で社会運動をしている。右翼だか左翼だかよく分からない団体で、メンバーも多種多様だ。ニューウェーブの団体で、反差別運動に熱心に取り組んでいる。

 憂国我道会は今話題のヘイトスピーチに強く反対している。ヘイトスピーチとは、人種、宗教、性的思考、性別、などの、生まれついて変えることのできない、また変えることの非常に困難な属性、社会的弱者のマイノリティーを偏見、差別する表現行為である。日本最大の市民団体といわれる『在特会』が、日本ではヘイトスピーチをする人種差別団体だ。その他にも在特会より規模は小さいが、在特会と共闘している人種差別団体はいくつかある。
 
 平成26年(2014年)10月20日。大阪市の橋下徹市長と、在特会長の桜井誠が意見交換会をおこない、怒鳴り合いの喧嘩になったのをニュースなどで観て知っている方も少なくはないだろう。また、平成26年(2014年)10月25日に『在特会』(在日特権を許さない市民の会)のメンバーを含む差別主義者五名が、傷害容疑で逮捕された。このことも大々的に報道された。この被害者の一人は僕である。この件について、記したい。

 この事件は、平成26年(2014年)8月15日の夜に起こった。俺は憂国我道会メンバーや友人ら七名と、東京都飯田橋駅近くの居酒屋、金の蔵に入ろうとしたところ、その店がたまたま在特会らが宴会をしている店だった。偶然鉢合わせてしまったのだ。もちろん、何も知らなかった。店は地上の階段から地下に降りて入る作りだった。階段を下りようとすると、いきなり知らない人間に進路を塞がれた。どう見ても店員じゃなかった。何か階段の下に話しかけている。すると、在特会会長の桜井誠や他数人の差別デモをしている面々の顔が見えた。「あっ」と思った。