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多様化する東方神起ファンとJYJファン その複雑なカテゴライズが生まれる過程

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東方神起とJYJ、活動と分裂の歩み

 来年日本デビュー10周年を迎える東方神起は、2009年まではジュンス、ユチョン、ジェジュン、チャンミン、ユノの5人組グループだった。しかし、ジュンス、ユチョン、ジェジュンの3人が2009年7月31日にSMエンタテイメントとの専属契約の効力停止を求める仮処分を申請し、グループ分裂の騒動が始まった。

 3人は仮処分の判決後は、SMエンタテイメントのマネジメント下から脱け出し、日本で5人組東方神起の活動をしている間の12月12日には、3人だけで韓国でファンイベント「Smile Again」を開催したりした。

東方神起アルバム.jpg

東方神起の最新アルバム『TREE』(avex trax)

 その後、本訴訟は2012年まで続き11月28日に終結した。3人とSMエンタテイメントが交わしたすべての契約は2009年7月31日付で終了したことになり、以降「相互諸般活動を干渉しない」という内容の合意書が締結され、ジュンス、ユチョン、ジェジュンが東方神起のメンバーではないことが確定した。このように3人が現在所属するグループは「JYJ」であることが公的事実となった。

活動休止から一転、3人が新たな展開

 話を2010年に戻す。東方神起の日本の所属事務所であるエイベックスは、2010年4月3日に『(5人の東方神起の)日本活動休止』を発表し、それ以降、日本でも東方神起は活動しなくなった(注:日本以外での活動は、2009年10月2日に開催された「The 3rd Asia Tour Concert "Mirotic" 上海公演」が最後だ)。

 5人の東方神起の日本活動休止の公式発表によって、ファンたちが不安な気持ちに陥ったことは言うまでもない。そのような状況で、4月14日にジュンス、ユチョン、ジェジュンがエイベックスと専属マネジメント契約を締結したことが突如発表され、「JUNSU/JEJUNG/YUCHUN」というユニット名で日本活動を開始することが明らかになった。これにより、ファンの明暗が分かれた。

 「3人のうち1人以上を応援するファン(後の「JYJファン」。後に「2人組東方神起ファン」にもなる「かけもちファン」も含む)」は、5人でなくても3人の歌声がまた聴くことができることに感涙し、『JUNSU/JEJUNG/YUCHUN THANKSGIVING LIVE IN DOME』のチケット確保に奔走した。

 他方、「SMエンタテイメントに残留した2人のうち1人以上を応援するファン(後の「2人組東方神起ファン」)」は、エイベックスの発表にショックを受け、エイベックスと3人に対して不信感を持つようになり、ソロ活動(ドラマのイベント、雑誌の取材など)に限られたユノとチャンミンの立場と状況を心配し始めた。